2017/11/25

香り"X"の分解と再構築 / DECONSTRUCTING AND CONSTRUCTING THE SMELL "X"


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香り"X"の分解と再構築 
DECONSTRUCTING AND CONSTRUCTING THE SMELL  "X"

いくつかの香りをバランスよく組み合わせることを「調香」といいますが、この空間で何をやっているかというと、「Xの香り」の立体的な調香です。

この花自体をガスクロマトグラフィーという分析器にかけると、以下のような分子が検出されます。Xの香気成分の重要なものです。香り別にキャンドルを作り、個数を調整しました。空間で混ざり調和して、Xの香りとなります。Xを分解して、再構築しています。

さて、ここで問題です。Xは何でしょう。

(個別に香りを嗅ぐには、その周りの空気を手であおりながら嗅ぎ入れてください。火を覗き込まないでください。)

(1) phenyl ethyl alcohol / ピンク / Xの中心となる甘いハチミツのような香り
(2) geraniol / トルコブルー / 甘くみずみずしく、フローラルな香り
(3) citronellol / イエロー / レモングラスのようなさわやかな香り
(4) linalool / オレンジ / キンモクセイのような、甘くこっくりした香り
(5) euginol / パープル / クローブ(丁子)のようなスパイシーでな香り
(6) rose oxide / ワインレッド / ちょっと草のようなグリーンな香り
(7) aldehyde C9 / グリーン / ちょっとカメムシのような香り



開催日:11/29(水)~12/17(日)
時間:18:00~24:00
場所:アートホテル石垣島13Fスカイバンケット&バー「カプリコン」
https://www.art-ishigakijima.com/news/detail.php?id=187

※バータイムでの展示となります。
※お店をご利用の方以外はご覧いただけません。
※パーティなど貸切営業の場合は、展示はございません。(貸切営業につきましては、HPの新着情報にてご案内いたします。)








2017/11/14

お知らせ(10月〜12月の予定です)

10月発行の嗅覚マガジン NEZ(フランス発)に私のことが掲載されています。
http://www.nez-larevue.fr


11月17日 http://kyo-shitsu.net
KYO-SHITSU #16
感覚のハッキング
2017.11.17(FRI)
19:30 - 21:30 (OPEN 19:00) @ WOMB LOUNGE
ADV ¥2000 / DOOR ¥2500 (+1D) STUDENT ADV ¥1000 / DOOR ¥1500 (+1D) Peatixにて前売り券販売中!
↑SOLD OUT


11月29日(水)より石垣島にてメディア芸術祭が開催されることになり、私の作品がアートホテル石垣島のバー13Fカプリコンにて展示されることになりました。新作です!11月29日〜12月17日。お楽しみに。詳しくはPEPEのwebサイトに後々発表します。http://www.pepe.okinawa


12月9日(土)同じくメディア芸術祭にて、ワークショップ開催予定です。源氏物語の香りがテーマで、9月にオランダでやったWS。源氏の女人たちの香りを嗅ぐ+匂い袋を作るワークショップです。詳しくはPEPEのwebサイトに後々発表します。 http://www.pepe.okinawa


12月23(土祝)〜24日(日)世にも珍しい、嗅覚の映画『OLFACTOZONE』を制作された中田文さんから連絡が来ました。私も取材を受けています。私自身は石垣島なのでいけませんが、東京近辺の方々はお時間ありましたらぜひご覧ください。
https://witch-lab.blogspot.jp/2017/11/olfactozone.html

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お知らせをする間も無く過ぎてしまいましたが、過去イベントです↓

10/23(月)那覇TERMINALにて、石垣島クリエイティブフラッグのメンバーとしてトークしました。

10/12(木)慶應義塾大学SFCにて、筧康明先生のメディアデザインの授業にて、レクチャー+WSしました。

OLFACTOZONE 上映会

世にも珍しい、嗅覚の映画『OLFACTOZONE』を制作された中田文さんから連絡が来ました。私も取材を受けています。私自身は石垣島なのでいけませんが、東京近辺の方々はお時間ありましたらぜひご覧ください。

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映画『OLFACTOZONE』にご協力を賜りました皆様へ
Bccにて失礼いたします。

いつも大変お世話になり、ありがとうございます。

新作『OLFACTOZONE』ですが、12月23(土祝)〜24日(日)にかけて開催される映画美学校映画祭にて、完成披露上映を兼ねて上映することになりましたので、ご報告いたします。

本作の上映日時は、12月23日(土)の18:20~(75分)で、上映後ティーチイン(30分)もあります。

映画美学校は渋谷東急本店近く、ユーロスペースなどの映画館が入っているビルKINOHOUSの地下にあり、映画美学校映画祭は映画美学校出身者や関係者が出品するコアな映画祭です。

主に上映作品に関わった方々や映画を学ぶ学生、映画関係者、映画愛好者…といった観客が中心の、非営利的な催しです。

お忙しい年の瀬という時期ですが、お時間がありましたらぜひ大きなスクリーンでご高覧いただけますと幸甚です。
詳細は追ってまたご連絡させていただきます。


※現在の進捗状況
本作につきまして、海外での展開を視野に入れた字幕翻訳の作業もスタートしております。


何卒よろしくお願い申し上げます。


中田 文

2017/10/31

嗅覚のためのゲーム2017 ドキュメンテーション

この9月にオランダ王立美術大学ArtScience学部でやった授業のドキュメンテーションビデオです。アマチュアな編集ですが、生徒への愛で頑張りました!

世界でも唯一無二の嗅覚アートコースです。

15人の生徒が「嗅覚のためのゲーム」を作りました。色褪せないvividなショーだったことが、ビデオを観ていただければわかるかと。生徒の想像力は無限、嗅覚アートも無限大、そう思わさせてくれます。
http://smellart.blogspot.com


"Olfactory Games 2017"
Smell and Art - an introduction to artistic use of the medium of smell -
Maki Ueda, guest teacher at ArtScience Interfaculty


2017/09/30

唯一の休日は、ブリュッセルへ小旅行

 今日はようやく、待ちに待った休日。休み、いちにちしか取れなかった...。でも仕事のために来たのだから、それで満足です。授業のない日にもWSして旅費稼ぎしたり、関連イベントに参加して社交したり情報収集したり、仕入れしたり日本に送ったり、ヨガやって体調整えたり。遊んでるように見えて、かなり真剣に仕事につながることだけをセレクトし、全エネルギーを仕事に注いでました。でもとにかく今日だけは、仕事から離れて自由に楽しもう!って思ってたんです。

どうしたい?とじぶんに問いかけたら、「マヤとニックに会いたい!」といっていたので、ブリュッセルまで行ってきました。親友だけど、昔からの仕事仲間なので、けっきょく仕事じゃん!笑 どんだけワーカホリックなのか... 彼らはアーティスト・イニシアチブ foamを率いる人たちで、私も10年くらい前からそのイニシアチブのメンバーとしていくつかのプロジェクトに参加しました。いわば、嗅覚アーティストとしてのスタートアップ時に、賛同してくれ励ましてくれ、いろんなチャンスをくれた、心の友です。3人お互い出身国も文化も言葉も違うけど、興味関心と過去の時間を共有してるので、話が尽きない仲間です。

私たちは味覚と嗅覚の話が大好き。連れて行ってくれたのは、モレキュラー・ガストロノミーで有名なサイト foodpairing.be を積極的にキュイジーヌに取り入れた、韓国系のモダンなお店。


生の牛肉の前菜、韓国風


鯖、カツオと昆布だしで

 カリフラワー、タイバジルと生チーズのソース

 ローカルのチキン、レモングラスの出汁ソースで

いちじくとマスカルポーネ、ハイビスカスソース

帰り道でみつけた、ブリュッセル市の「街路の花壇でエディブル・フラワーを育てる」プロジェクトの花たち。ぜんぶ食べられます。



これでオランダ全日程を終え、あしたフライトです。
とりあえず愛犬の千代子に一秒でも早く会いたくてしかたがない私。われながら、変わったなあ。
おやすみなさい。

2017/09/29

授業終了! 「嗅覚アートの教科書」出版計画

きょうは授業の最終日でした。いつも通り起きて、コーヒー片手に電車に乗って... ああようやくこの日が来たか、よく頑張ったなわたし。風邪もひかずにここまでこれて、何よりだな。この通勤の光景を見るのはまた2年後なのかな... とさまざまな思いにふけりながら、一歩一歩学校に向かいます。

15人いるので、プレゼンは3時間に及びました。それぞれの作品が、とてもおもしろく、新鮮で、ユニークで、よく考え抜かれていて、「Please surprise me!」と要求したその通り、みんなやってのけました。ほとんどの学生は、わたしに相談なく、コソコソと隅っこで試行錯誤し、わたしが覗き込むと「It's secret!」と追い出すのです。例年にはなかった自立度でした。作品の写真と映像については、http://smellart.blogspot.com に上げました。

昨日、同僚のカロから朗報が届きました。カロが毎月キュレーションしているメディアマティックの嗅覚イベントで、学生の作品を発表したいというのです。学生たちも大喜び。わたしはすぐ日本に戻ってしまうので、その企画内容や条件、役割分担についてバトンを渡し、全授業を終えました。

そのあとは食堂でビールで乾杯! あー、このビールすごく美味しかったです。(オランダの美大には食堂にビールもワインも売っているという...)


15人の学生が、真剣に、欠席もなく、放課後残ってまで製作してくれ、ほんとうに幸せです。いまもまだハッピーな恍惚感に浸ってます。みんなから「とてもいい授業だった」と面と向かって言われて、どうしたらよいものか、「ありがとう」としか言えず...。私の10年来の仲間、コキー(同じ学科で教えてる同僚)も、他の生徒を連れてプレゼンを見にきてくれ、彼女からも「ほんとうに良い授業だったんだと、授業の雰囲気から伝わってきたわ」とのお褒めの言葉。オランダの人はみんなわりと中立的で批評的なので、ここまでベタ褒めされると、ちょっと照れくさい私...

私が教えてるようなWSタイプの授業は、生徒と先生のシナジーで成り立つもの。なので、いくら授業内容が良くても、毎回うまくいくとは限らない。今年は特に、このシナジーが良い連鎖反応を起こしたと思います。私の経験ゆえなのか、歳からくる威厳なのか、日本の田舎暮らしというユニークさからか、その要因はわかりません。生徒の無駄口も少なく、ずっと私の一言一言に耳を傾けてくれました。(決してきれいな英語ではないのに... ありがとう)

この授業も4回目で、だいぶ実例もたまってきたし、そろそろ何か形にしたいものです。みんながよくやるように、博士課程がいいかなー?とか、悩みます。実際に博士課程にいる友人に相談したら「お金と時間がかかるばかりだよ。キミの場合は、Maki's Method として、本にしたらいいんじゃない? 先駆者なんだから、そのメソッドを普及させればいいんだよ。」と。

確かにテキストブックのページは毎年増えるばかりで、今年は20ページ近くになりました。これでも図やチャートのみで、文章無くて20ページなので、書き始めればほんとうに1冊の本になるかも。やってみたい。やってみよう。嗅覚アートのまとまった授業を始めたのは、世界的にも私が最初だし、いまだにそうかもしれない。Maki's Method  がこれで世界に広がるのかな〜❤︎なんて夢を見つつ... おやすみなさい。

(つまりタイトルにある「出版計画」は、ただ単に私が勝手に妄想してるだけです! 笑)

明日は親友のマヤとニックを訪ねに、隣国ベルギーのブリュッセルに小旅行です。

2017/09/28

「メディアアートの歴史、ひと区切りついたね」


きょうはメディア・アート関係の人しかわからない内容の記事となってしまいますが、なにしろわたしの歴史の一部、何卒ご容赦を。

昨晩はV2の35周年パーティでした。90年代にDEAFのキュレーターを務め、その後トランスメディアーレを作ったアンドレアスが「マシン・アート」の本を出版したので、その発表会を兼ねてました。想像通り、90年代〜2000年初頭のメディアアート界をウロウロしていた仲間たちの同窓会でした。


前回の記事で書いたとおり、わたしは96年DEAFに参加した藤幡正樹先生が展示会場を撮ったそのビデオに衝撃を受け、「こんなかっこいい世界があるのか!」とオランダに関わり始めました。みんな飲みながら語るのが大好きで、わたしもすぐに仲間になり、影響を受け、美大も出てないのにメディア・アーティストになったのでした。おそらくV2がなかったら、わたしはアーティストにすらなっていなかっただろうし、オランダにこんなに長く住むこともなかったろうと思います。

ついでですが、V2は Ars Electronica に並んで、世界的にはもっとも重要なメディアアート・インスティテュートのひとつされてますが、もとはといえば35年前、オランダの田舎で美大を卒業したばかりの4人の若者により作られたグループでした。そのうちのふたりが、アレックスとヨーカです。当時はビデオアートの全盛期だったので、 今はなき Montevideo と重なる領域を避けるため、その名前を「Institute for Unstable Media」としました。前衛的な活動をきちんと残して伝えていくため、パブリッシング部門をきちんと設け、これまでに40冊出版してます。その評判により、ロッテルダム市に招かれ、今でも助成金のほとんどはロッテルダム市から来ているとのこと。

わたしも作家としてのスタートアップ時期はずいぶんV2にお世話になりました。その後も嗅覚アートのイベントに呼ばれたり、ロッテルダム映画祭でキュレーションさせてもらったりと、ファミリー的な関係を保ちながら今に至ります。ディレクターのアレックスは、恩人のひとりです。今は癌の治療中で、また会えるだろうかと心もとないのですが、会場では自ら率先して椅子を片付けてました。アレックスらしい! 96年のDEAFでも、自ら会場設置を手伝っていたと、師からも聞いていました。アレックス、変わらないな。かっこよくてチャーミングでジェントルでセクシーなアレックス、健在です。↓見にくい映像ですが。

パネラーは著者のアンドレアス・ブルックマンの他、アムステルダムのDe Balie を長年率いたエリック・クラウテンバーグ(今はわたしの学校の同僚)、モデレータは元モンテビデオのキュレーター、アネット。そうそうたるメンバーでした。

そこで誰かが言い出したのです。「メディアアートはいま、別の時代にいる」皆が頷いていました。まずみんなが小さなコンピュータ「スマホ」を持ち歩く時代になった。AIそしてBio Tech Artの隆盛。「古き良き時代」のメディアアートは去った、と。

わたしも同感かな。今年、わたしが住むリゾートアイランド石垣島にもなんと、メディア芸術祭が巡回してくるのです。まさにメディアアートが、市民権を得たことの証といえます。私自身はメディア・アートを離れて10年以上経つし、古き良き時代の人なので、その内容をおもしろいと思えるかは疑問ですが、息子はまちがいなく楽しむでしょうね。そう、メディアアートも、世代交代なのでしょう。

古き良き時代は、ほんとうにエキサイティングでした。その求心力で繋がっていた人たちが、一同に会していた昨晩は、まさに饗宴でした。余談ですが、三上晴子さんのこともアンドレアスは取り上げてました。あの世で喜んでいるでしょうか...。

JODIのパフォーマンス、おもしろかったです!でも画角が...




そうだ昨日は、ヨガにも行き、みっちりしごかれました(汗)わたしのヨガの師は、わたしの体に起こってることを、一瞬で見抜く。長年教えてもらっているので...。

しごかれた後のランチは、なつかしのカフェで。山羊チーズとブルーベリーのオーブン料理。




きょうもまた、仕事、がんばりました。残すところ、あと1日... 島の暮らしに慣れてしまうと、通勤がめんどうです。



















ハーグの王立美術大では折しも、マクルーハン・フェスティバルみたいのやってます。ちょっと覗いてきました。わたしの頭は、先週からのエキサイティングなレクチャー続きでパンクしそう。











2017/09/26

2年ぶりのオランダ〜友人達との再会〜


オランダ王立美術大学での2週間集中授業のため、渡蘭中です。

折しも本格的なアートシーズンが始まり、あちこちでイベントが... 

平日の昼はみっちり授業、夜と週末はイベントに顔出し(これも仕事)で忙しいです。でもふだんの石垣島ライフでは、まったく社交しないヒキコモリなので、その分とても楽しい。

授業の方は、http://smellart.blogspot.com にちゃんとアップしてるので、そちらへ譲りましょう。15人の生徒を、みっちり教えてるので、かなり体力使いますが、みんなほぼ欠席なくついてきてくれます。

9/21(木)は アムスのMediamaticにて、親友のカロがキュレーションする月1の嗅覚イベント、Odoramaでした。そこでいたのはなんと! 嗅覚アートシーンでは有名なサスキアとペーター。こないだ5月にベルリンでも会ったばかりだけど、サスキアはロスに住んでて、ペーターはベルギー。わたしは日本。なので、感動的な再会です。SNSのおかげで、お互い距離を感じない。


クララ(スペイン)、カロ(オランダ)、ペーター(ベルギー)、マーク(オランダ)、サスキア(アメリカ)と。みんな仲間であり、親友であり、戦友であり、ライバルであり。つねにネットで繋がってる仲間です。


そしてわたしがスカイプで指導をしたフィリップ(スイス)もいました!なんか一度にみんなに会えてラッキー。彼はアニマル・ファットで石鹸を作りました。仕上がりが見れて嬉しいです。来年には石垣のアトリエに研修に来てくれます。


翌日の9/22は、ハーグで Two Days Art Festival。これはもうご存知のとおり、2日間のオールナイトイベントなので、体力的にパスで、展示とレクチャーの部分だけ行きました。展示は、わたしが教えてる ArtScience の 卒業生展です。レクチャーのお題は「ArtScienceとは」。大きなお題だけど、言葉にし難い領域なので、いろいろ学べた。

展示は、さすがー!おもしろかった。やっぱりここで教えてるわたしは幸せもんです。世界一おもしろいスタディだと思う。




そのスタディはどんなかというと。。。オランダ王立美術大学の中にある、学際的なスタディです。オランダ王立だし、当然すべてにおいてクオリティはオランダでもトップクラス。建物はいたるところにモンドリアンです。




美大に行ったことのないわたしは、何ともいえないこの美大っぽい雰囲気が好きで、楽しんでます。



 ↑わたしのクラスルームの上でやってる授業風景

さて次の日 9/23(土)は、ロッテルダムでカメラジャパン・フェス。これもわたしが昔レギュラーで毎年WSを提供したフェスなので、同窓会みたいな感じです。WSは非常にうまくいきました! また別に掲載します。

ここでも旧友トムに会い、レイラに会い、カロとごはんたべて。。。大好きな、敬愛する人たちに囲まれて幸せな晩でした。上海住まいのオーガナイザー、ディークとヤスさんにも、オランダで会うという不思議な感じ。あ、ディークはこないだ石垣に来てくれたけどね!


翌日 9/24(日)は、フェスを楽しみました。川端康成原作「狂った一頁」という1920年代の無声映画と、現代のライブミュージックの組み合わせを楽しみました。これに匂いもつけれるかな、なんてインスピレーションいっぱい得ました。



さて。何もない日には近所のアーティストたちから晩ごはんに誘われたりします。これ↓は、クルド人の美しい女性ファティマの手作りクルドディナーでした。



そして休日にはだいぶ昔からヨガを習ってるティーチャーのところにいって、鍛えなおしてもらってます。2年という時は、老化という変化をもたらしました。。。

明日 9/28(水)は、ロッテルダムV2の35周年パーティとか。これも運命です。予約いっぱいらしいけど、ディレクターのアレックスに電話してチケットをゲットしました。治療中のアレックスに会えるのも楽しみだし、V2周りはわたしの(嗅覚アート以前の)古巣。もともと大学3年のときに、展示帰りの藤幡先生からV2の見せてもらって「かっこえーー!!!」って感動したのが、わたしのオランダ人生の始まりなので、かれこれ20年以上のヒストリーですね...  明日はそれこそ懐かしい旧友たちでいっぱいだろうな。おやすみなさい。




2017/09/09

9月〜11月のおおまかな予定です

9月、アトリエPEP石垣島はオンラインで(FBグループで)サロンを始めました。Synapseで提供していたものを移行、リニューアル。本格的に嗅覚アートや調香を学べる通信教育コースから、気軽に匂いと香りに触れることのできるサロンまで。すでに何人か調香コースを本格的に始められました。

http://pepe.okinawa/onlinesalone/


9月後半、オランダの美大、Art Science Interfaculty of Royal Academy of Art, The Hague にて2週間48時間にわたる集中授業をやります。嗅覚とアートについて。
http://smellart.blogspot.com

9月21日、mediamatic の嗅覚イベント odorama 参加予定。

9月23日(土)、ロッテルダムのカメラジャパン映画祭にて源氏物語を匂いで体験するワークショップをやります。
https://camerajapan.nl/event/the-smell-of-the-tale-of-genji/

10月12日(木)、母校である慶応大学SFCにて授業をやります。

10月発売の、フランス発の嗅覚マガジンNEZに私の作品がレビューされるそうです。

10月末、ホームベースである石垣島にて初のメディア芸術祭が開かれますので、地元民として新作をコントリビュートしたいなーと思ってます。

11月、たぶん17日、東京のデジタルクリエイティブイベント KYO-SHITSU http://kyo-shitsu.net/ にてプレゼンテーション予定です。渋谷wombにて。







2017/07/13

インターン募集中(シェア歓迎)

わたしが沖縄で構えているアトリエPEPE(石垣島)では随時インターンを受けいれています。
いま、大学で、嗅覚の勉強ができるところは、ほとんどありません(日本に限らず)。そのためPEPEではこれまで2人の学生さんからの要望により、インターン研修のホストをしてきました。
私自身はオランダの美術大学に2年に1度赴き、嗅覚アートの授業(1コマ分)を担当していますので、研修内容もヨーロッパの美大の授業に相当するものになっております。インターン研修の問い合わせは世界中からも来ます(言葉の都合、お断りすることも多いのですが)
将来何らかの香り関係の仕事をしたい方、そのための基礎的な知識や経験が欲しい方。石垣島という天然の香りの宝庫で、PEPEにある豊富な香料素材に触れ、嗅覚のトレーニングをすることができます。
内容
  • PEPEで日々の仕事の手伝いをしていただきます。清掃などの雑用も含まれます。
  • PEPEに調香体験にいらっしゃるお客様のおもてなし。
  • お客様の調合のお手伝い。
  • 香料等備品の整理(香料は天然・合成あわせて200種以上、香木は100種以上、化粧品やキャンドル作りの素材等幅広く揃えています)
  • 頻繁にある石垣島のフェスティバルやイベントへの出店(主にこどもむけWS)の企画立案、実施。嗅覚教育のコンテンツ作り。
  • 蒸留のお手伝い。(PEPEでは日常的に、身近な自然の花や葉っぱを摘んで、蒸留抽出したり、加工したりする実験をしています。)
  • これまで市場になかったものを身近な日常から発掘し、いかにグローバルな付加価値をつけることができるか、ブレーンストーミング。アイディア勝負ですので、グローバルな視野を持つ方であれば、バックグラウンド問わず挑戦できます。嗅覚の能力も問いません。
  • 参考:過去の研修生のブログ記事http://pepe.okinawa/tsundamiレポート/
条件:
  • 期間:随時募集、できれば3ヶ月〜(2ヶ月の場合は応相談) その後期間を延長・更新
  • 男女不問(虫が苦手な方は向きません)
  • 年齢不問
  • 経験不問(アロマなどの何らかの香り関係の経験、アート関係の経験、あるいはwebデザインやSNSなど情報系の知識経験がある方を優先させていただきます)
  • 時間:基本は10:00-17:00ですが、応相談(夜のバイトかけもち可。石垣島には飲食店も多く、常に人手不足状態です。)不定休。
  • 研修ですので、労働対価としてのお給料は出せません。そのかわり授業料は無料です。研修内容の希望はお聞きしますが、アトリエ業務優先ですので、すべての希望が叶うわけではないことご了承ください。
  • 滞在先と交通手段はご自分でご用意ください。石垣島にはシェアハウス、長期滞在ゲストハウスなど豊富にあります(いくつか紹介など可能)アトリエの場所柄、レンタバイクも必須です。石垣島や那覇にはLCCも豊富に飛んでいます。
応募方法
まずは当サイトのフォームを使って連絡してください。インターン募集枠があれば、以下のものを提出していただきます。

オンラインサロン「嗅覚を制する者は⚪︎⚪︎を制する!」始めました。


このブログ「魔女の実験室」は昔より多くの方に愛読していただいてます。沖縄・石垣島のアトリエPEPE (www.pepe.okinawa)にいらっしゃる方の多くも、「あの魔女さんですか!ついにお会いできて嬉しいです」と感激していて、こちらがかえってビックリしています。

ブログの延長線として、ついに嗅覚系のオンラインサロン始めました! 文章を書くのも、オンライン上でのトークも、好きな方です。今後大切に育てていきたいと思っています。ご興味ある方は↓へ。

https://synapse.am/contents/monthly/smell


「嗅覚の学校」会員様、オンライン会員様 共通に月2度(平均)ほどお送りしているメルマガのサンプルをこちらに掲載いたします。

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嗅覚を制する者は⚪︎⚪︎を制する! 

メルマガ編:月に平均2度ほど、お送りします。

❤︎目次❤︎

1. PEPEよりお知らせ

2. コラム:嗅覚を鋭くするにはどうしたらよいの?

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1. PEPEよりお知らせ
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こんにちは!

日本初の嗅覚サロン、記念すべき第1回目のメルマガは、機内で書いています。

1回目ですからね、気合入ってますよ。(毎回この質というわけにはいかないかも ^^;)

GW中、ベルリンで嗅覚系の世界的なサミットが開かれてました。

そこで、嗅覚アーティストのひとりとしてプレゼンしてきたのです。

なにしろ欧米人ばかりの世界なのもあり緊張しましたが

嗅覚の洋の東西についてプレゼンをしたところ、

印象に強く残るプレゼンができたようです。

サミットで仕入れた情報なども、追い追いシェアしていきますね。


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2. コラム:嗅覚を鋭くするにはどうしたらよいの?
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vol. 1 のテーマは、

このサロンに参加されたみなさんが最も興味あるであろうテーマ。

嗅覚を鋭くするには、どうしたらよいのか?


みなさん、阿部寛さん演ずるNHKドラマ「スニッファー」ご覧になりましたか?

どんな微細な香りも嗅げる超人的な能力で、数々の事件を解決していく「嗅覚捜査官」の物語です。

もとはポーランドのドラマが原作です。

あんなふうになれたら便利だなあと思う反面、

目の前のひとの隠れた情事もすぐに見抜いてしまうので、むしろ生活が大変でしょうね!


そう、嗅覚を鋭くすることは、ある意味、

パンドラの箱を開けてしまうことでもあります。

いろんなことを知ってしまうから…

その能力の使い方は、あなた次第でもあります。

みなさん、覚悟は、よろしいですか?

準備できた方から、次にすすみましょう↓↓↓


日々の鍛錬で、嗅覚を鋭くすることは可能です。

年齢は早ければ早いほど良いですが、

わたしみたいな中年からでも努力次第では可能です!

しかもわたしは副鼻腔炎(蓄膿)もちなんです!ジツは。

「蓄膿で嗅覚が良くなくて…」という方へももちろん、

わたし独自の蓄膿対策のスキルも追い追い伝授いたします。


まずわたし自身が日々何気なく気をつけていることを羅列しましょう。

・何か食べたり飲んだりする前に、まず匂いを嗅ぐ
・噛む時、そしてゴッくんした時の香りを味わう
・おもしろいと思ったこと(たとえばゴーヤを切った時にコーヒーの香りがする!など)はメモする
・香りを嗅ぎながら、丁寧に料理をする
・出汁をちゃんととる(和風の出汁は香りが決め手)
・味付けは薄味で、ネギ、ニンニク、唐辛子などに頼ることを極力避ける
・なるべく菜食をこころがける(味覚が繊細になる)
・コンビニ食やレトルト食は避ける(味覚が保存食のフレーバーに慣れてしまうから)
・匂いを意識的に嗅ぐ「匂いの日」をときどき設ける
・森林あるいは海辺に頻繁に出かけ、鼻をリフレッシュする
・プールで泳いだり、シャワーを浴びて、鼻をリセットする
・塩水での鼻うがい(ヨガでいうジャラ・ネティ)を定期的にやる
・清掃中には溶剤の強い匂いを直接嗅がないようにする(換気する)
・清掃中はホコリやカビを鼻に入れない(マスクする)
・清掃や洗濯には、匂いの強い洗剤よりは、なるべく重曹を使う
・家族や恋人など、身近な人の匂いをちゃんと嗅ぐ(心身の不調などに気づいてあげれるようになります)
・気になる匂いがあったときは、その匂いの 源がどこにあるのかを嗅ぎ当てる
・市販のパフュームは強いのでなるべく使わない(じぶんで作ったものをつける)
・スポーツをする(新陳代謝を若々しく整えておく)
・酒とタバコは極力避ける(実際、酒を控えるのは、私の場合、ムリですが… ^^;)


まあ上記をすべて実行していたら、

まちがいなく怪しい人ですね。

でもそこは開き直って、

「マジメに嗅覚の勉強をしているの!」と宣言してしまいましょう!

友達が少なくなることは… たぶんないとは思いますが…


嗅覚は、20歳ごろをピークに、年齢とともに劣化するのは事実です。

子供のうちは、それこそ繊細に、なんでも嗅げます。

このあたりはまたおいおい、別に回を設けて説明しますが、

歳を取ってからできるようになることもあります。

それは、「匂いを意識的に分析する」ことなのです。

わたし自身、この仕事を始めたのはかれこれ10年以上前。

やはり以前ほど微細には嗅げないなあと感じる点もありますが、

分析能力(経験値)は上がったなあ、とも感じます。

要するに、意識の問題なのではないでしょうか。

ですので、何歳からでも、遅くはありません!
 


匂いの嗅ぎ方についても説明いたしましょう。

「スゥーーーーッ」と大きく吸い込まないのがコツです。

空気が肺に入ってしまうだけですので。

ちょこっとずつ、

「スッ スッ スッ」がちょうどよいです。

吸い入れた空気を、鼻腔の、鼻毛に絡ませるイメージです。

空気が肺に向かってまっすぐ進むより、鼻腔の中で渦を描いた方が

嗅上皮に匂い分子が絡む確率は高くなるのです。

そう、犬もよく、「クン クン クン」と短く区切って嗅ぎますよね。

あのイメージです。

ぜひ試してみてください。


*本会員様には、実際に匂いの教材を郵送し、教材を使った講義が入りますので

今後ぜひとも本会員へのご登録お願いいたします。


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いかがでしたか?

このサロンは、「日本初」の嗅覚サロンでもあるため、

みなさんで作っていきたいと考えています。

「こんなことを教えてほしい!」的なご要望も

「いやいや、私はこう思う!」的な異論も、

サロン内の掲示板で、どんどんお聞かせください。

嗅覚は、とことん、主観の強い感覚。

そのため、双方向のフィードバックあってこそ、じぶんの嗅覚も知ることができます。

匿名オンラインサロンならではの醍醐味を、一緒にあじわいましょう。

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「嗅覚を制する者は⚪︎⚪︎を制する!」
メルマガ vol. 1

発行: 2017.6.4.
発行主: 香りのアトリエPEPE 石垣島 

www.pepe.okinawa
pepeandmaki@gmail.com

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2017/05/31

J-WAVE岡田准一さんとの対談/ベルリンのラジオ局のインタビュー

もうだいぶ前になりますが、Growing Reed という番組にて対談いたしました。そのときのログがこちらになります。youtube でも探すとたくさん録音が出てきます。

http://s.webry.info/sp/sirotanmofumofu.at.webry.info/201502/article_1.html


また、最近ベルリンでインタービューされたものがPodcastになりました。世界の嗅覚アートについて。
https://monocle.com/radio/shows/the-monocle-arts-review/523/olfactory-art/

2017/05/12

2017年嗅覚アートのサミットinベルリン ご報告

2017年嗅覚アートのサミットが終わり、ベルリンから石垣に向かう機内からです。

世界初のこの類のサミットにて、プレゼンしてきました。


↑サミットなので、公開ではなく非公開の形式。カジュアルなスタイルのラウンドテーブル。


↑キュレーターのアシュラフ・オスマン

私のプレゼンはトリに近い時間帯で注目されていたし、
「特に有名なアーティスト」と紹介されてしまったり
緊張し、言葉も拙く、技術的にも甘かったけど、
結果からいうと

「最も印象に残った!」
「5時間くらい聞いていたかった!」
「あなたのプレゼンで、それまでの議論が吹っ飛んでしまったね!」

と賞賛の嵐でした。
ジャーナリストからも追加取材の依頼が。
要点を3つに絞ってプレゼンをしたのが功を奏したようです。
最も強調した点は
「みなさん西洋では香水を基準に嗅覚アートを話しますが、私たち日本では香水はそれほど標準の文化ではないんです。その代わり千年以上昔からお香文化があり、香りは時と空間を共有するために使います。個人の縄張り空間を作る香水とはまったく逆の発想です。」
大きな拍手が終わった後のシーンとした余韻、そしてそこで誰かがつぶやいた「おもしろかった」のひとこと。
忘れられません。

そして、翌日のアワードセレモニーにて
「このアワードへの貢献者」として
特別に名前を呼ばれ、拍手を受けました。
(びっくりしすぎて、すぐには起立できなかった 笑)



昨年はアワードのファイナリストにノミネートされながら
最高賞の受賞とまではいかなかったのですが、
受賞した作家が「最もインスピレーションを受けた作家」として
壇上で私の名前を挙げて敬意を表してくれ
それを石垣の浜辺でオンラインで観てた私は、泣きました。
今年も、いっぱい感動で泣きました。
楽ではないけど、12年続けて、良かったなあ、と。


すべて終わった翌日は、嗅覚アートの権威であり親友でもあるカロと
共通の教え子であり、このイベントの企画主催者であるクララと
ベルリンでラーメン食べながら誕生日を祝いました。
私はほんとうに素晴らしい美大で教えさせてもらってるなと、しみじみ。


長旅でしたが、これまでオンライン上でしか会ったことない人たちに会うことができ、
行って良かったです。
そのコミュニティの形態もオンラインでしか掴めなかったので
これが初めての「オフ会」みたいなものでした。
そしてそのコミュニティでも特に有名で尊敬されている存在であることを
初めて認識...。

心機一転。
周囲の期待と敬意に応えるものを、
もっと全力でアウトプットしていこうと
決意を固くしました。
日本の辺境の、小さな石垣島にいたって、世界に発信できるはず!


今回のサミットは、招待されたエキスパートのためだけの非公開の場でしたので
そのレポートはおいおい、
もうすぐ開始するオンラインサロン、あるいは
フレグランス・ジャーナルへの寄稿という形でまとめたいと思っています。

以下、かいつまんでプレビュー。

↑アワード・セレモニーの主体は、香水。嗅覚アートではないのです。なので私にはちょっと違和感のある「ドレスコード:カクテル」でした。受賞者の香水サンプルを嗅ぐテーブル。


↑映画「香水」のモデルとなったとされるルカ・トゥリンが、ファイナリストをアナウンス。「このように世間に忘れられている芸術形態にスポットを当ててくれる主催者に感謝します」との素敵なコメントを残しました。

↑今年の受賞者。赤いジャケットの男性は、マスター・パフューマー クリストフ・ラウダミル。特別賞を受賞。

↑夜は仲間と、「嗅覚と聴覚のためのパフォーマンス・サロン」へ。目隠しまでされ、ちょっとドキドキの、異空間体験でした。

↑ちょうどライラックの開花期で、ここそこに匂いが漂っていました。

2017/04/20

「戦争の匂い」をスーパーの肉で再現 石垣在住、気鋭の嗅覚アーティスト

昨年の話ですが、沖縄タイムスに取り上げていただきました! 
嗅覚アート・アワードの賞を取った作品「戦争の果汁-広島・長崎-」についてです。
どうもありがとうございます。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/57611


2017/01/06

千代子の冒険

じつは、今年のはじめから石垣島で犬を飼い始めました。

柴犬(豆柴)メス、1歳。

9月末から2ヶ月半の、わたしの実家(千葉)滞在にも同行しました。

田舎者の千代子が都会の刺激的な暮らしをどんだけ楽しんだか、というお話です。


着いてわりとすぐ、わたしのちょっとしたミスで脱走してしまった千代子。

海と山に囲まれて育った千代子にとって、千葉市の住宅地は、大都会。

さまざまな雄犬の匂いが堪能できます。

最初はちょっとそのへんでオシッコをするつもりが・・・次々と展開する匂いが、おもしろくなってしまったのでしょう。

匂いを辿り辿り、冒険にでかけてしまいました。


5分くらいしてから私がハッと気づき、

いつも一緒に行くコンビニに行ってみると、「あっちの方にいきました」という目撃情報が。

それを辿って聞き回るとまた、「あっちに行きましたよ」。

??? まったく反対方向だ・・・。

これは独りでは無理と判断し、家に帰って父と弟にも捜索を頼みました。


2時間かけて3人であちこち探しましたが、見つからないので、保健所にまず電話。

そして、高校生のころ飼っていた犬がお世話になった近所の動物病院にも電話。

・・・すると!

「あ、うちで保護していますよ」

とのこと。

ホッとして、すぐにお迎えに行くと、

人の心配をよそに楽しそうに出て来た千代子さん・・・

そして帰ろうとしません! 

ふだん散歩で会う雄犬の数もせいぜい1、2匹の田舎暮らしですから、

動物病院といえど、いろんな犬の匂いがして、

さぞかしホストクラブのように楽しんだのでしょう。


引っ張って連れて帰ると、路往く人々から

「あー! このワンちゃん! さっき道の真ん中で平気で寝そべってましたよ。車、恐くないでしょ?」

(^^;)

はい。ふだんは、海と山しかなく、車もめったに通らないところで暮らしておりますので・・・。


日を改めて動物病院の先生に御礼を言いに行きました。

そのときにも3匹くらいのワンちゃんが診察に来ていたでしょうか。

またしても病院から「帰らない」と座り込む千代子さん。

みなさんからクスクス笑われながら、引っ張って連れて帰りましたとさ・・・。

香り"X"の分解と再構築 / DECONSTRUCTING AND CONSTRUCTING THE SMELL "X"

香り"X"の分解と再構築  DECONSTRUCTING AND CONSTRUCTING THE SMELL  "X" いくつかの香りをバランスよく組み合わせることを「調香」といいますが、この空間で何をやっているかというと、「...