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4月, 2016の投稿を表示しています

OLFACTORY GAMES! @ 渋谷LOFTWORK 

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先日、渋谷にあるデザイン系シンクタンク、ロフトワークにて、「嗅覚のためのゲーム」ワークショップをやりました。

イベントページ
https://mtrl.net/shibuya/events/olfactorygames/

新しいコミュニケーション・ツールとして「嗅覚」を体験

香りや匂いは、アートやデザインの新しいコミュニケーション・ツールとして注目され始めています。しかし嗅覚は他の感覚器官に比べて主観的で性差や個体差も激しく、香り物質は蒸散という化学的特性を持っているため扱いが難しく、使いこなせている人は多くはありません。 今回ワークショップの講師を務める上田麻希さんは、2010年よりオランダ王立美術大学で世界初・世界唯一の「嗅覚アートコース」の教鞭をとっており、環境情報学出身の経験を生かし、匂いをデータや情報としてニュートラルに扱うそのアプローチが評価される中、流行の兆しを見せる「olfactory art / 嗅覚アート」のリーディング・アーティストとして世界的に活躍しています。 今回のワークショップでは上田麻希さんによって、オランダ王立美術大学での授業の一部を厳選して再現していただきます。

アートと嗅覚の融合を試みる「匂いのアーティスト」

「視覚的な要素を排除すればするほど、嗅覚体験が強くなるのではないだろうか」という上田麻希さんの考えの基に作られた作品において、視覚的な要素は殆ど意味を持たたず、目に見えない匂いが想像を膨らませたり、知覚の混乱を誘う役割を担っています。 また、上田麻希さんは、食べ物、香辛料、そして体臭など、ありのままの素材から匂いをを抽出しすることで「香水化」を実現させており、それは調理や化学から編み出した、彼女独自の方法でもあります。こうした様々な手法を織り交ぜながら、幼少の思い出の匂い、アイデンティティの匂い、感情の匂い、歴史の匂いなどを作り出し、インスタレーションやワークショップなどの作品を、国内外で発表しています。

プログラム
1. レクチャー&プレゼンテーション
2. 嗅覚のためのゲーム
(1)嗅覚のための神経衰弱
(2)嗅覚のためのハンカチ落とし
(3)トライブ・ゲーム
3. 様々な嗅覚的インターフェースのデモ
4. Q&A


準備中


オーガナイザーの伊藤志歩さん(ロフトワーク)


 その日の朝、石垣で摘んできた月桃の花を嗅いでいただきます


スタッフ…

香港 & シンガポール旅行記 (2)シンガポールで香りと食を楽しむ編

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シンガポール日記です(ちょっと匂いオタクっぽいです)


何度目のシンガポールでしょう。10回以上来ています。
1995年、マレーシアに短期ホームステイしたときに、シンガポール経由でマレーシアに入ったのが、初めてのシンガポールでした。
(じつは学生の頃、マレー・インドネシア語を勉強していたのです。)
そのときには想像もしなかったような発展を遂げたシンガポール。
綺麗で快適。清潔でお洒落。
(ついつい香港と比較してしまいます・・・)
さながらアジアのN.Y.。いや、東洋と西洋がうまくミックスしているこの文化は、
ハーフの息子を持つ私にとって、未来をかいま見せてくれるものであり、
希望そのものでもあり、
きっとオランダの次に縁のある国です。


AirBで取った宿にメトロで向かいました。
お洒落でノスタルジック、しかも静かなTion Bharu エリアです。
私のクライアントのひとりが、このエリアの仕掛人でして、
そんな馴染みがあります。


真夏の陽射し。暑いけど、お腹が空いてたので、まずは
ホーカーズ屋台フード。ハイナン・カレー、とても美味しかった〜
でも物価が高くなっている・・・屋台フードなのに、円換算すると、ドリンク込みで900円?!
5年前の3倍くらいの感覚です。20年前からすれば10倍。


お気に入りのアラブ・ストリート・エリアへ向かい、とりあえず Haji Lane でビール。

これも1本1000円超えます・・・ ^^;


馴染みのパフューム・ハウス巡りです。

エジプト製パフュームグラス。私もコレクションしてるし、アトリエで提供しているのですが、
どうやら最近入手しにくくなっている模様(作り手の減少?)で、価格高騰中のようです。
このクオリティのものは、一昔前のもの。
またエジプトに行かなきゃなあ・・・。
ふと漂ってくる沈香の香りを辿っていくと、来たことのない香木ショップに辿りつきました。
↑グラム4ドルの安い香木

店主は翌日からカンボジアに向かい、木を切るとのこと。
こういう人が世間に存在するというのは知っていたが、実際に知り合うのは初めて。
私が香りの世界の人(しかも英語できるジャパニーズ)と知って、
次々と高い香木を贅沢に焚く店主・・・
ちょっと、やめて! 日本ではそれを、5mm x 5mm x 1mm 角に割って、 香道というしきたりに従い、丁寧に焚くんですよ…

Art and Olfaction Awards 2016 ファイナリストに選ばれました

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先日、吉報をいただきました。

世界的な嗅覚アートの国際的なコンペ Art and Olfaction Awards 2016のファイナリストに選ばれ、5月7日にLAで表彰されます。

https://artandolfactionawards.com/2016-finalists/

香りを使ったアートのことを、「嗅覚アート(オルファクトリー・アート)」といいます。日本では聞き慣れないそのアート、近年欧米では人気なんです。見たり聴いたりするのではなく、嗅ぐアート。その没入体験が、人気の秘訣なのかもしれません。この領域をさらに広めるべく、私自身もオランダの美術大学で定期的に教えています。

できて間もない賞ですので、このシーンをリードする作家として世界的に認識してもらえた、と受け取っています。

受賞した作品は、昨年ベルギーで開催された、「戦争のにおい展」に出品した作品 "The Juice of War - Hiroshima & Nagasaki - " です。



「戦争のにおい」というと、おそらく多くの日本人は、「はだしのゲン」のウジ虫が湧いた死体の横たわる描写などを脳裏に思い浮かべるのではないかと思います。視覚的なのですが、触覚的でもあり、嗅覚的な感覚が起こる風景です。わたしはそれを「におい化」してみようと思いました。

実はメイド・イン・石垣の作品です。まず庶民のスーパー、カネヒデで2000円分の肉を買って、バーナーで焼き、炎天下で10日間腐らせて、臭いを抽出・・・みたいなメイキングのプロセスの全貌はこちらにあります↓ (注:写真が多少、グロテスクです)

http://witch-lab.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html





あの「鼻が曲がる臭い」を思い出すだけで今でも全身に緊張が走ります・・・(笑)

私はあまりコンペに出さない作家かもしれません。理由は、だいたい「ジャンル外」となってしまうからです。でも今回は私が積極的に広めてきた領域、嗅覚アートのコンペ。待ってましたとばかりに応募しました。

においのアートを始めてから10年。これで一人前の作家になった気がしますし、ひとつの区切りとなります。

まずは私の師であり、たくさんのチャンスを与えてくださった藤幡正樹氏と、慶應SFC・藤幡研の同志たちに感謝いたします。その…

香港 & シンガポール 旅行記 (1)「香る港」香港編

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とあるビジネスパートナーから用事を頼まれ、香港とシンガポールへ。
ひさびさの(半年ぶりの)海外。
まず、展示やWSでもないので、
とても気が楽です・・・♡
そして、子どもも犬も預けて、
シングルマザーの24時間労働から解放され、
独りのんびりできる希少な時間。

ここ15年間くらい、「ご縁がある(=仕事で呼ばれる)」ところに行くのがほとんどで
自ら望んで出かける観光旅行はまったくできませんでした。
出張に子どもを連れてっては「家族旅行」も兼ねてたりして。
(そんな子どもも可哀想ですけど笑)
今回もやはり出張なんだけど、
それでもプライベートにも楽しむ余裕のある
久々の旅行ですので、ウキウキ。
もうバリに行きたいとか、どこそこ行きたいとか贅沢言わなくなった私は
やはり若くはなくなったのでしょうかね・・・。

成田から香港まで4時間弱。
地図で見ると、石垣にはとても近い。
数日前、香港直行便ができるというニュースも出回りましたし
これからご縁がありそうな国です。
結果からいえば、
なぜ石垣にあんなにたくさんの香港人が観光に来るのか
そしてなぜあんなに「爆買い」していくのか
身を以て知る旅でした。


香港についてから、AirB で取った宿に電車で向かいます。
(脚が丈夫な限りはなるべくタクシー使いたくない)
メトロ駅を出たそこは、生地の問屋街で、ワクワク。

しかし。もらった住所に行ってもホストがいない。
どうやら住所が間違ってたようです。
ホストと英語でSMSでやりとりしながら(wifiつながらないので)
なんとか辿り着きました。
ここに、日本に AirB が広がらない理由がありますね。
もてなしという概念が通じない。

着いたフラットは、まあそこそこの広さですが
下水の匂いとか、階段の生ゴミ臭とか
日本人には信じられないような不潔さ。
はっきりいって、住む環境ではありません!
しかし、現地に住むイトコによると「上等」だそうです(笑)

少しまともに息を吸いたかったので
排気は我慢しつつ、道に面したカフェでコーヒータイム。
「ローズ・ラッテ」をオーダー。ほんのり甘くて、女性的な感じ。
最近、ピンクがマイブームなので、「やった♡」と小さくココロの中で叫ぶ私(笑)


お伴の本は「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」
著者は、国際線ファーストクラスのCA。
オ…