2013/05/20

久びさにプログラミング

Arduino初歩の初歩。チュートリアル通りにやるだけなんだけど…

高校と大学で、パスカルとCを少し触ったその経験が、初めて役に立ってる気がする。二度とやることはないだろうと思っていたが…そのことにすごく感動(^_^)

しかしまだファンをコントロールできるようになるまでは、道のりは遠し…

ディフューザーのデザイン

ついに電気仕掛けのディフューザー・ファンのコントローラを作ることになります。めんどうなので長年避けてきたことですが・・・Arduino というオープン・ソースの基盤を入手。デバイスの構築を一から勉強中です。でもさすがイタリア製、パッケージがカワイイのでテンション上がります。



そして。吹き出し口のサンプルがヨコミゾ事務所から届きました。暗闇でなるべく見えにくく、しかも香りの分子を通すような素材を選びます。

2013/05/15

超アナログなアロマディフーザーの制作


























空間に匂いを流す。それはひとつの職人技です。

フランスに、Jose Martinという方がいらして、彼はその専門家だと聞きました。劇場や映画で演出をする、勘所のいい専門家なのだそうです。

今回、「白い闇」パヴィリオンにむけて、この空間専門のアロマディフューザーを設計しています。全ての空調を含めたデザインです。

普通は匂いを1種類流して、それを排気して、また新たな匂いを1種類焚いて・・・そういうことをするので、機械仕掛けでいけるのですが、今回は1つの空間内に、同時に、香りのグラデーションを作るのが目標。

嗅覚は閾値で1か0の判断をしやすい知覚であることは重々承知の上で。その上で、暗闇の中で、香りを手がかりに歩いてもらいたい。

そんなことをする人はあまりいないので、じぶんで細かい実験を繰り返して推測したり、知人に相談したりするしかない。雲をつかむような心地ですが、前に前に進むしかないです。

写真は、「1時間に1滴ずつ垂らすにはどうしたらいいか」手探り中です。

どなたか風洞実験のスペシャリストをご存知の方、いらっしゃいませんかね?













2013/05/14

DMに香りをつける実験

「白い闇」パヴィリオンのDM制作は、最終段階に入りました。デザイナーさんがとても素敵なものを作ってくれています。

ぜひDMに香りをつけたい。でも香料印刷は高くつくし。と、・・・いろいろ試行錯誤。

ポストカードに香料を直接塗布する方法、いろいろ試してみました。

 まずたいてい、ポストカード自体に、紙とインクの匂いがけっこうきつく染み込んでいます。

 それに対抗する処方は、

  • きつめの香り(クローブなどのベースノート)の香料原液を使用。parfumの濃度(通常20 - 30%)では不十分
  • ポストカード側面数カ所に絵筆でさっと塗る (スプレーでは不十分)
  • その上で、アルミホイルで包んで密閉して、しばらく置く 
という手法でした。
表面がコーティングしてあるハガキだったら、香料が染みて汚らしくなることはなさそうです。





ふんわり仄かに香って来る程度で、言われないと殆どの人は気づかないかもしれませんけどね。


「香りの三原色」嗅ぐ順番は?


7月22日にオープンするパヴィリオン制作に向け、急ピッチで準備を進めています。まだ5月なのに? そうなんです。これだけ大きなプロジェクトをやるにはそれなりの時間が必要なのです。

「3つの香りを空間に配置する」やることはきわめてシンプルなのですが、その体験をどう作り、どんな意味を持たせるか。いろいろやりようがあります。なので、迷い、実験しながらひとつひとつの解を導いていきます。いちばん楽しい時間です。



Question: 三種の匂いを A B C とし、トータルの香りを Zとしたとき、どの順番で嗅いでもらうように空間を設計するか? 二者択一問題。
(1) Z > A > B > C
(2) A > B > C > Z





実際は空間に配置してみないと何ともいえないものです。でも、昨年制作したシャネル5番の作品 OLFACTOSCAPE - deconstructing Chanel No. 5 - で、疑似テスト。以下の順番で嗅ぎました。

  1. シャネル5番のコンポジション
  2. ベルガモット
  3. ローズ
  4. ベティバー
  5. バニリン
  6. ムスク
  7. アルデハイド
  8. イランイラン


そしてまた逆に嗅いでいきました。

  1. イランイラン
  2. アルデハイド
  3. ムスク
  4. バニリン
  5. ベティバー
  6. ローズ 
  7. ベルガモット
  8. シャネル5番のコンポジション


前者より後者の方が、シャネル5番のトータルの匂いがわかりづらかった。後者のシャネル5番は、なんというか、アルデハイドの匂いしかしない劣化した香水な感じ。

なぜか? 私なりの推測だけど、前者は鼻にいったん全スペクトラムを学習させてあるので、個別の匂いも嗅ぎ分けやすい。けど後者は単独の匂いを嗅いだときにどうしても一生懸命嗅いでしまうため、それぞれに鼻が慣れてしまって、マスクされてしまうのかもしれない。なので結果的に最後には強いアルデハイド臭しか嗅げないのかも。

つまり、正解はというと:

(1)  Z > A > B > C

















香り"X"の分解と再構築 / DECONSTRUCTING AND CONSTRUCTING THE SMELL "X"

香り"X"の分解と再構築  DECONSTRUCTING AND CONSTRUCTING THE SMELL  "X" いくつかの香りをバランスよく組み合わせることを「調香」といいますが、この空間で何をやっているかというと、「...