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嗅覚を磨くには。

先日、おもしろいNHKスペシャルを見ました。(珍しくテレビネタですw)


イタリアで活躍するソムリエの林さん。現地のマーケットでフレッシュな野菜の匂いを嗅ぎながら、ひとつひとつの匂いを言葉と結びつけながら覚えていった。私も、そうでした。日常の一瞬一瞬が、学びの場。丁寧に生きていきたいものです。


林基就さんのページ:
http://www.vinohayashi.jp/mototsugu/


NHKスペシャル:

ミラクルセンスを磨け あなたの知らない脳の力 優れた五感の持ち主たちに密着
驚くべき能力を科学的に分析する 視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚――私たちと外界をつなぐ5つの感覚「五感」。世の中には、人並み外れた感覚“ミラクルセンス(超感覚)”の持ち主がいます。目で瞬時に状況を把握するサッカーの中村俊輔選手。数千種のワインを匂いで区別できるイタリアナンバーワンにも選ばれた日本人ソムリエ。自分が発した音の跳ね返りを聞いて周囲の様子を知り自転車まで乗り回す全盲の青年など。
 信じられない能力を持つ彼らは普通の人と一体どこが違うのか?
 番組ではミラクルセンスの持ち主たちの日常に密着し、驚くべき能力を徹底調査しました。そこから明らかになってきたのは、人間の能力の可能性と奥深さ。感覚をつかさどる脳は、私たちがよりよく生きるために日々柔軟に変化していたのです。
 ミラクルセンスは、育つ環境や訓練次第で誰もが獲得できる可能性があります。
私たちに秘められた知られざる脳の力に迫ります。



オークモス

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先日、京都造形芸術大学の裏山を歩いていたら、目の前にこんなものが落ちていました。



おお・・・大多数の人にとっては、何の価値もないものに見えるのでしょう。しかし、これ実は、オークモスという苔の一種なのです。

オークモスは、近現代の香水には欠かせない香料です。そして、ひと昔前の男性用ヘアワックスの香りです。この香りを嗅ぐと、おじいさんを思い出す、なんて人は多いのでは?


京都の後は奈良に1週間滞在し、やっぱり散歩して見つけたのが紫蘇の花。まだこの時期でも咲いているのですね。嗅いでみると、春を思い起こさせるような、甘酸っぱい香り。そう、桜とか梅の花の香りに近いんです。



そして道ばたあちこちで目にするのは、よもぎの香り・・・スーッとする奥にほろ苦さが隠れいている、和の香りです。

アーティスト・イニシアチブ FoAM のwebsiteがリニューアル

数年前より参画している、ブリュッセル・ベースのアーティストイニシアチブ FoAMのwebsiteがリニューアルしました。

http://fo.am

アーティスト・イニシアチブというより、アーティスト・シンクタンク+Do Tech 的な団体です。内容は食からサステイナブル・エコロジー、嗅覚から触覚まで、とにかく幅が広く、いわゆる希望ある未来に向けてワクワクドキドキするようなモノを作るユニークな人の集まりです。

私のFoAMプロフィールはこちら。
http://fo.am/people/maki.ueda/

FoAMの日本進出を企画しています。お楽しみに。

ロッテルダム・アート・カレンダー掲載のお知らせ

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ロッテルダム・アート・カレンダー2012年に私の作品が選ばれ、写真が掲載されています。ロッテルダムに拠点を置く芸術家・建築家・デザイナーなどから厳選された365作品が載っています。11/11発売予定です。

Uitnodiging lancering Grote Rotterdamse Kunstkalender 2012

Op 11-11-11 is het zo ver: de Grote Rotterdamse Kunstkalender 2012 wordt gepresenteerd, gelanceerd en gevierd in LP2. U bent van harte welkom om bij dit moment aanwezig te zijn vanaf 17.00 uur.

De Grote Rotterdamse Kunstkalender bevat 366 (schrikkeljaar!) werken van aanstormende en gevestigde Rotterdamse kunstenaars, fotografen, architecten, illustratoren en (mode)vormgevers. Daarmee laat de kalender de diversiteit en kracht zien van het kunstenveld in Rotterdam!

Tijdens deze lancering willen we met u allen hoopvol vooruitblikken op 2012. Wat gaan we doen in 2012? Het zijn hele spannende zo niet barre tijden voor de kunsten. We willen daarom deze vrijdagmiddag/avond aangrijpen om het aangename en het nuttige te combineren middels een hele grote idee-uitwisseling. Dit alles geflankeerd met een eenvoudige doch voedzame maaltijd e…

OLFACTOSCAPE @ Lucena (Cordoba) Spain - 写真

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2011.10.20 - 11.12. コルドバの小さな街、ルセナの中心街にある美術館での展示です。今は美術館ですが、おそらく昔はお城だったのでしょう。その建物が漂わせる歴史には、ヨーロッパに住み慣れた私でも圧倒されます。 視覚/聴覚/嗅覚といった、様々の感覚器官に関する展覧会。ほとんどのアーティストは昔からの顔見知りで、同窓会状態でした。 こういうメディア系の展覧会は、ともすれば男性アーティストばかりになりがち。そんな中でも私の存在は異色といえます。私の作品に食らいつくように時間をかけて体験するのも、熱狂的なコメントをくれるのも、たいてい女性です。今回は妊婦さんがじっくり瞑想するように匂いに「聞き」入ってました。

INTERVENTIONS | Lucena-Córdoba

INTERVENTIONS | Lucena-Córdoba
From 4th toNovember 12th, 2011
ILIOS (GR)LivePerformaceforspecific locationPalacio de los Condes de Santa Ana, BasementThursdayNovember 4th- 22:00
http://www.siteilios.gr/

Bruce McClure - LIVE  (US)
Audiovisual performanceTeatro Palacio Erisana, Basement
November 5th- 20:30
Binaural Location Performance - Dallas Simpson (UK)LivePerformanceforspecific locationIglesia de San Juan de DiosNovember 10th 19:00
http://www.dallassimpson.com/
Immersive live concert in darkness - Francisco López (ES)MultichannelacousmaticconcertIglesia de San Juan de DiosNovember 11th - 21:00
http://www.franciscolopez.net/
Massages Sonores - Pascal Battus (FR)LivePerformancefor one person
Palacio de los condes de Santa Ana
November 10thfrom 12:00to 14:00 and from10:30 to 23:00,November 11thfrom 12:00to 14:00 and from18:00 to 20:00
http://pbattus.free.fr/
Archisonic - Mark Bain (US/NL)LivePerformanceforspecific locationMercado Municipal de Abastos

スペイン(コルドバ)にてOLFACTOSCAPEを展示します。

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SENSXPERIMENT http://www.sensxperiment.es/

2011.10.20. - 11.13.
at Lucena, Cordoba Spain


来週のオープニングには、ほんとうに短い滞在ですが、現地に行く予定です。
他アーティストも蒼々たるメンバーで、とてもいいものばかりす。





20th October – 12th November 2011. Lucena-Córdoba

After ten years of activity Sensxperiment International Creation Meeting will be organized in a triennial basis, so most activities of the current eleventh edition will take place in October and November 2011, mainly in Lucena and Cordoba, Spain. The topic chosen for this edition is ‘Sensory Immersion’. We do not have to talk only about the history of arts and entertainment, this phenomenon has always been integrated in the quotidian experience and it appears also in most popular rituals, from the ancient indigenous cultures to all kinds of Western celebrations, in a rave or a metal performance. Today there are a lot of artistic and entertainment pieces that promote themselves using extensively the term ‘immersion’. In many cases this term underlines their multisensoriality, hyper-reality…

DESIGNTIDE @ 東京ミッドタウン 展示のお知らせ

実はある基礎化粧品開発に、匂いの部分で関わりました。


その化粧品はまだ発売されていないのですが、こんど東京ミッドタウンで開催されるDESIGNTIDEにて展示されますので、お知らせいたします。


実は私も日常的にこの化粧品を使っておりますが、とても肌にしっくりきて、飽きのこない化粧品です。自信をもってオススメできます。どうぞお楽しみに。




DESIGNTIDE
2011.10.29 - 2011.11.03
@TOKYO MIDTOWN HALL


https://designtide.jp/tide2011/exhibition-tide2011/?page=3


アンフラマンス | チルダ
inframince.inc | t i l d e _


「肌から環境へ / 触れる:触覚からのデザイン」触れるという行為から気付く世界。日常の延長線上で新たな知覚体験を得ることが、新たな思考が生まれる契機となり、創造的な生活のきっかけとなりうると考えたところから、プロジェクトがスタート。クリエイティブ・ディレクションにPANTALOON、調香にアーティスト、上田麻希を迎え、開発した基礎化粧品「 t i l d e _ 」を軸に、"触れる"ことで感じられる、さまざまな思考の断片を来場者とシェアする。


アンフラマンス / inframince.inc
http://inframince.jp
「肌からはじまる身体をとりまく環境」をコンセプトに、基礎化粧を基点として生活・日常に寄り添い、自己に向き合う”きっかけ”となるアイテムを開発、提案する企業。アンフラマンスとはマルセル・デュシャンのよる造語。


perfume _ tilde_


上田麻希 Maki Ueda http://www.ueda.nl/
オランダ在住アーティスト。嗅覚とアートの融合を試み、匂いをメディウムとして作品を制作。


嗅覚のアーティスト・上田麻希氏を迎え調香された香りのイメージは「skin tone
。甘すぎず、どこか懐かしくて、さり気ない“凛とした香りです。
_匂いは、時に、時空を超えた予期せぬ場面に連れて行く。そして、その時、感じた個々の感情をそのまま再体験させてくれることがある。
古代の日本の感性を、現代の私たちに伝えてくれる「万葉集」を紐解くと、四季の移ろいや風景を”匂い”で感じ捉える様は今も昔も同じである。

万葉集のある歌に


“…

料理仲間との料理談義(マニアックです)

先週よりオランダに戻って来ています。 

何よりの楽しみが、刺激的な友人達と会う事。先週から訪問客も絶えませんし、新たなお友達も増えています。

 昨日は、毎年恒例 Camera Japan Festivalに行ってきました。いつも作品を提供する側だったので、お客さんとして行くのは初めて 。フェスティバルのFilmbrunch を企画したカタリナとレジーナは、料理仲間です。 

ポルトガル人であるカタリナの得意領域はベーガン料理、ポルトガル料理。「日本食材で作るベーガンの洋風ブランチ」のメニューを毎年試行錯誤しており、今年は「青海苔入りスコーンの生姜ジャム添え」などがメニューに入っていました。度肝を抜く大胆な組み合わせです(^^) 普段は「灌漑専門家」として、世界中を飛び回っています。 

スペイン人であるレジーナは普段、タンゴの先生であり、ケータリング業の他、「エロティック・クッキング」というワークショップを開催しています。これは基本カップルで参加する料理教室で、官能的な気分にさせるトリュフなどの食材を使ってレシピ構成しています。料理して、食べた後どうなるのか・・・想像を掻き立てられますね(^^)。 http://www.laseduccion.nl/ ←GALLERYに映ってるのが本人です

 昨日の話題は、専ら「家庭でできる簡単なスモークの方法」でした。

1) 不要になった鍋にアルミホイルを敷いて、
2) スモークチップを薄く敷き、
3) 蒸し器なようなもので食材に下駄をはかせ、
4) 蓋をして15分くらい弱火〜中火にかける

・・・と、家庭で簡単にスモークができる。その方法を伝授しました。 

私:「タクアンも、そのままだとワインには合わないけど、スモークしたら、ワインに合うのよ。ワインって、樽に寝かせて発酵させるでしょう。そのときに、樽の木の成分を吸収しているの。つまり、木の薫りが両者の架け橋となるわけね。」 

レジーナ:「おもしろいわね! ウチに、ワインの樽の板があるわ。それをチップ状にして、スモークしてみようかしら。それに、オリーブの種もたくさんあって、使い道が無かったの。チップとして使えるかもね。」 

私:「そうよ。日本ではよく桜の木のスモークチップが使われるのよ。それぞれの木が独特の薫りを持つから、スモークの味も変わって来ると思うな。」 

カタ…

加齢臭対策には、精進料理!

先日、たまたまテレビ(NHK)で加齢臭に関する番組を観ました。そのときのメモです。 --------------------------------------------------------- 加齢臭
■加齢臭=Nonenalという物質
■油性 ■オジサンだけのもの?NO! 女性にだって加齢臭がある 「汗と体臭の医院 」五味先生によると:
皮脂腺の脂肪が酸化  女性ホルモンが抑える→女性ホルモンが減ると加齢臭出て来る! 女性は年取っても肌が潤っている。つまり、加齢臭も頑固で落としにくい。
■加齢臭がでてくるところ: 顔:Tゾーン 胸 脇 頭 首 背中 耳の後ろも出るには出るが、簡単に落とせる
■加齢臭の落とし方: 泡だてた石鹸で優しく洗う
■加齢臭と食事が関係ある: 動物性脂肪食べた後、特に出やすい 津田たかお先生 (体臭分析専門家)によると: 手にビニールはめて、食事後の汗を分析 脂肪酸含む食事→食べて1-2時間後強くでる
■加齢臭発生強める食事: 動物性脂肪酸含む食事。肉、魚。 鳥ならササミであればok
■加齢臭弱める食事:  鯖  ワイン  メカブを食事始めに食べる  いちご マヨネーズは新鮮なものならok(自作の新鮮な物が最良!) 精進料理はもともと体臭を抑える食事→BEST
■加齢臭対策=メタボ対策でもある メタボ対策の食事、運動など、そのものが適用できる
■洗濯物にニオイがこびりついた場合 重曹を洗濯機に入れる

---------------------------------------------------------
ちなみに、加齢臭を気にするのは「日本人ならでは」です​! 加齢臭の発見も日本の資生堂。研究が盛んなのも日本​。やはり日本人、体臭を含む匂いに対して、とても敏感な​民族と言えそうです。

久米島の香り(2)フクギの花?

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仲泊のバス停でバスを待っていたときに、ふと足下に落ちていた花。

匂いを嗅いでみると、「ハニー」っぽい、甘い香り。

あまり強くなく、とても淡い香りです。


何と言う木なのか定かではないのですが、

葉の形からいって、フクギ(福木)か、その仲間でしょうか。

フクギは、その名の通り、福をもたらす木とのことで、

沖縄の御嶽など神聖な場でよく見かけます。

黄色系の染料としても使われるようです。

ミンサー織りに特徴的な黄色は、このフクギのもたらす色なのです。

久米島の香り(1)サガリバナ

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たまたま久米島で嗅ぐことになったこの花、サガリバナは、
久米島に限らず、沖縄全域に見られる花のようです。
6月〜7月、ちょうど今がシーズン。
日が暮れる頃に咲き始め、一夜でその命を落とす儚い花です。

翌朝あたり一面に散らばっているその花を、
拾い、水に浮かべて、残り香を楽しむ。
地元の方のこの感性が素敵です。

「咲いてると、けっこう遠くからも匂ってくる。
近くで嗅ぐとけっこう気持ち悪い」
と地元の方はその香りを表現します。
私は実際に咲いているところを嗅いではいませんが、
この水に浮かんだ花の残り香は、香水用語的に表現すると "animalic honey"
インドール系が強い印象でした。
確かにこれを濃くすると、ムワッとするような甘い香りになるかも。

ジャスミンやヒヤシンスのように、摘んでも香り続ける花の種類といえます。
きっと私なら、アンフルラージュ法で香りを抽出する。
今回は旅の途中なので実験道具を持ち合わせてませんが、
次回はアトリエを担いでまた来たいところですね。

実はこの花、
なかなかお目にかかることのできない貴重な花なのです。
湿地帯、いわゆるジャングルのようなところに咲く花なので、
西表島では、「サガリバナ・ツアー」といって、
カヤックで早朝のジャングルに出かけて観にいくほどのもの。
実は先週、西表島にこの花を求めて行ったのですが、
早朝や夜遅いツアーに参加できる程の体力がなく、
あきらめたところだったのです。
それが、久米島で待っててくれました。
久米島では、ところどころ民家の軒先にあるとのことですので、
運が良ければ、お目にかかることができるかもしれません。
この花のために、この島に流されてきたのかしら。

香りは常に、一期一会。
香りを発するそのものの鮮度や香りの濃度のみならず、
環境臭などが大きく作用するので、
体験一つ一つ、どれとして同じものはない。
ましてや、このように貴重な花であればなおさら。
だから、おもしろい。
基本に返るきっかけになりました。









石垣島の香り (8) 百合

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なんという百合でしょうか。どなたかご存知でしたら教えてください。
石垣島のいたるところで見かける百合です。
こんな華奢な花なのに、香りがあるのかしら? と嗅いでみると、ふわっと石鹸の香りがしました。
もし石垣島に住んだら、こんな花をいろいろ集めて、「香りの庭」を作りたいですね。

石垣島の香り(7) 台風の後の浜辺

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台風5号の去った後の浜辺を散歩しました。じつにいろんなものが落ちている! 大きな貝。ゴミ。サンゴの形そのままの枝。海藻やサンゴが乾くときに放つのか、磯らしい香りがします。普段はそんなにしないのに。
この米原の海のサンゴは「みんな死んでしまった」と地元の方々は嘆いています。死んだ理由は様々あるようです。温暖化の影響で台風が巨大化したこと、海水温が高い事、そしてオニヒトデが繁殖してしまったこと。

けれども私の目にはなぜか「死んでしまった」とは映りません。死骸サンゴの上に、緑の藻が生え、また別なサンゴが根を張っている。死骸サンゴはそれらの新しい命の栄養源となっている。たしかに昔ほどは色鮮やかで形も整ってないかもしれない。でも、死んだわけではない。というより、「生まれ変わっている」ということなのでないか。そう思えるようになったのは、歳をとった証拠かな。

石垣島の香り(6) 蘭

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朽ちて行くほどに芳香を放つ蘭の花。スズランにも似た、爽やかな匂いです。そういえばスズランも「鈴蘭」と書くのでしたね。

石垣島は、蘭マニアな方にはたまらないそうですね。確かに野生に生えている蘭もよく見かけます。この蘭は「ゆらてぃく市場」というファーマーズ・マーケット(おすすめ!)で求めてきたものです。

石垣島の香り(5) 朝のヤシ林

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「ヤシ林」は、石垣島の観光スポットのひとつ。
石垣島にしか生えないヤシの密生林です。
今滞在しているところはこのヤシ林の中にあるようなもので、 日の出前の散歩にはちょうど良いスポットです。
朝いちばん、クモの巣に絡まれながら奥に進んでいくと、いろんな香りがします。
土の香り。東南アジアのパンダンにも似た、爽やかな緑の香り。
グレープのようなふわっとした花の香り。
動物の死骸?のような香り。
わずか100mほどの散歩道ですが、じつにいろいろな香りがします。



石垣島の香り(4) 禁断の花

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天に向かって咲くこの白い花は、プルメリアのような香りがします。
外見もプルメリアに似てるのですが、微妙に違う。
まだ名前がわかりません。どなたかご存知ですか?


甘酸っぱい、禁断の果実ならぬ「禁断の花」といった香り。


米原キャンプ場内で見かけました。

カラダの匂い(今夏のサバイバル法)

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この夏は東京首都圏では節電が謳われ、あらゆる場面で普段よりももっと汗をかくことが予想されます。
じぶんの「腋臭(ワキガ)」など、カラダの匂い、気にならない人はあまりいないでしょう。(女性なら、生理のときもタイヘンですよねー!)
すでに「汗取りパッド」「デオドラント」などの消臭・抑汗グッズがいろいろ販売されているようですね。
では冷房のない時代に生きていた人たちは、どうしたのだろう・・・と考えてみました。お風呂だって現代のように望めばいつでも入れるというわけではなかったでしょうし。そもそも着物だって、四季折々に洗い張りをするくらいで、現代のようにこまめに洗ったわけではないですしね。
そもそも、体臭なんてたいして気にしなかったのかも。
自然の中ではとくに、そんなもの気にしてられませんからね。いま私は石垣島で、毎日海で泳いでいますが、そもそも人があまりいないので、迷惑かける相手もいない (^^) じぶんのニオイは気になりますが、それが「悪」となることがないので、都会のように精神的なプレッシャーとなることはない。そんなことより、変な虫から身を守ったりすることの方が切実です。
ニオイとは不思議なもので、嫌悪感を抱くか抱かないかというのは、生理的な反応ではありますが、精神的な要素もかなり大きく影響しています。私も自分のニオイは都会では嫌ですが、自然の中ではたいして気にならなくなります。
そもそも人の本来のニオイって、家族にとっては「安心するニオイ」として、大切にされてきたのではないでしょうか。それが現代生活では、「にっくき敵」となってしまうんですね。
古来の日本人は、あまり「消臭」ということは考えませんでした。いつの時代も日本人は「和」を尊びます。「匂い袋」というもので着物に香りをしたため、体臭を和らげることを好みました。この「匂い袋」は「えび香」とも呼ばれ、いつか展示用に平安時代のレシピを再現したことがありますが、ちょっとクセがあり、それ自体はあまりいい香りとはいえない代物でした。でもそれが体臭と混ざると、調和されて、「なんともいい香り」になったんだろうな、と想像されます。
その他にも、お金持ちの層なら香木を焚いて、髪や着物に高貴な香りを薫きしめたようです。髪や着物についた汗の油分が、ちょうど良い具合に「香りの吸着剤」となったのだろうと想像されます。煙は防虫剤の役割も果たしました。
さて、こん…

石垣島の香り(3) 道ばたの雑草

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沖縄では、昼間は太陽のパワーが強く、気温も極端に高いため、微妙な香りを嗅いで楽しむには、早朝が最適です。
道ばたに何気なく生えているこの草。
辺りにはクマリン様の、つまり桜餅の葉のような香りが漂います。
女郎花の一種でしょうか。




石垣島の香り(2) 島とうふ

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スーパーに買い物に行きました。

意外な事に、品揃えは、ほとんどが東京と変わりません。
野菜とか果物にはほんの少し沖縄テイストがあるかな、という程度。

そんな中、プーンと私の好きな香りが・・・

島とうふです。

豆腐屋さんが作りたてをほぼ1時間毎に運んで来てくれるため、
買う瞬間の豆腐は「温かい」のです。

なんとここ石垣島でも、スーパーが24時間営業だったりして、
あまり東京と変わらない気分だったのですが、
この島とうふの香りは生暖かい心地にさせてくれます。

石垣島の香り(1) 月桃

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私事で沖縄・石垣島に来ています。

これからしばらくは、「石垣島の匂い」をインターネットに乗せてお届けします(^^)ので、しばしおつきあい下さいませ。

早朝散歩で見つけた、道ばたのこの花。その道の方ならすぐおわかりでしょうか。「月桃(ゲットウ)」という花です。

花はシナモンやクローブのようなスパイシー香が強いのですが、
ローズなどの甘い香りも奥に秘められており、
このまま香水として纏えたら・・・思うような香りです。
辺りにふわっと漂っているわけではないのですが、病み付きになる香りです。

お土産屋さんには、月桃の化粧水や石鹸など売っています。葉を蒸留して得られる芳香水を使っているのでしょうか・・・ なんてすぐ分析してしまうのは、職業病ですかね。

「沖縄県では葉にムーチーを包んで蒸すほか、香り付けを兼ねて饅頭の包装に使用されたり、肉や魚を包んで蒸し焼きにするなど幅広く利用されている。」とwikipedia 。

実は触るとかぶれるとのことですので、ご注意。

オランダのトップシェフのための雑誌bouillonに掲載されました。

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Het 32e boekje in de reeks: zomer 2011
(er was ooit een 0-nummer. Vandaar dat dit nummer 31 toch het 32e boekje is. Het blijft lastig!). Een aantal van deze uitgaven zijn niet meer los te koop, maar de hele serie van 32 boekjes is nog te koop in het Rotterdammertje.
Het zomernummer wordt rond 15 juni verzonden naar de abonnees. Ach... u bent nog steeds geen abonnee...nou, dat kan hier geregeld worden.

嗅脳 by 鳥居鎮夫(読書メモ)

嗅脳  鳥居鎮夫
結局のところ、感情の問題なのだから。
「理性は感情の奴隷である」哲学者ヒューム
感情面:知覚面 8:4 嗅覚 2:10 視覚
嫉妬心  猫の場合:本能的な危機感や不快感
人間の場合:怒り、悲しみなどの情動→心拍や呼吸などの生理的変化→不快感を言葉にする=嫉妬心
嗅覚は、それが何であるかを知覚する前に、感情が勝手に変わっている。
匂い イジメの原因の一つ
不快な香り →不快な感情→ストレス、思考の妨害→犯罪
快い香りを提示すると創造的な問題解決が促進される。
昔の日本 季節ごとの香りを楽しむ習慣 心地よい自然界の匂いにも囲まれてた
心地よい香りを子供達にも教えてあげたいもの。
香りを感じるのは脳であって、鼻ではない。
鼻→大脳辺縁系(情動脳)→大脳皮質
視覚は逆
左の鼻の穴から入った香り物質は、左脳に行く。右からのは右脳へ。
香りの名前を言う:左脳 好き嫌いの感情的な評価:右脳
嗅覚は右脳を選択的に刺激している。
応用例  宗教的な儀式 空海 護摩焚き 乳木 ドイツ 詩人 シラー リンゴの腐った匂いをかぎながら書いた。
自然治癒力を高めるハーブ療法  丸ごとの薬草は、その有効成分を足し合わせたものより効果が大きい
アロマテラピー フランスでは医療行為 イギリスではリラクゼーションの一つ:日本はこの流れ
Robert Thisland : phsyco aromatherapy 
 CNV 随伴性陰性変動 脳波測定 ネロリを柑橘系と感じたら、鎮静効果。花とかんじたら、興奮効果。昼間に使うか、夕方に使うかでも異なる。「調整剤」その人に応じた回復効果。
ラベンダーオイルが、イギリスの老人病院の雰囲気と、老師の睡眠不足問題を解消した例
好きな香りを嗅ぐと左脳の活動が高まり、嫌いな香りを嗅ぐと右脳の活動が高まる。
嗅覚刺激→知覚→評価→感情→行動 知覚以降の脳波測定で、セクシーと感じる匂いのパターンを分析
被験者の内省に頼る。右頭頭頂部にα波欠ける
音楽を聴くとき、暗算をするとき、落語を聴くときの脳波トポグラフィーと一緒。一種の感情の興奮。
ストレス時に脳内に作られる、ノルアドレナリン それを和らげる麻薬物質、エンドルフィン 香りのストレスを和らげる効果に関係してるか?
プルースト効果、記憶と匂い
バナナの香りを数字と連想させて記憶させる 視覚と連想→100% 香りの場合→80%
イエール大学、シャブ教授の実験結果 チョコレートの香りがある方が、記憶再生率…

ジャスミンの香りに包まれたロッテルダム

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一瞬、誰かがジャスミンティーでも飲んでるのかなと思ったら、 犯人はこの白い花を咲かせる木。
Nieuwe Binnenweg と、Witte de Withstraat には今、ジャスミンの芳香が漂っています。

Pecha Kucha にてプレゼンします。

入場料は義援金として寄付されるそうです。来週火曜日、ロッテルダムにて。"Pecha Kucha" はそう、日本語の「ペチャクチャ喋る」からきてます。東京の建築家シーンから発し、全世界に広がった Pecha Kucha が、こんどは世界中で日本を支援しています。ひとり20スライド、各20秒、つまり全400秒(約7分)のスピーディなプレゼンスタイルが、Pecha Kucha の特徴です。

/ / / / / / / / / / / / / / / / / Pecha Kucha Night Rotterdam for the Japan earthquake victims
/ / / / / / / / / / / / / / / / /May 3, 20.00 hrs
'De Gouvernestraat' Gouvernestraat 133, Rotterdam./ / / / / / / / / / / / / / / / /Pecha Kucha worldwide requested all of its subidiaries in connected cities to organise 'Inspire Japan! sessions. Based on a proposal to donate the proceeds to the Japan eartquake victims through 'Architecture for Humanity' an aid programme lead by designers. Previous Pecha Kucha 'Inspire Japan! sessions were held in Nagoya, Tokyo, Shenzhen, Barcelona, Bangalore, San Francisco, Chicago, Prague, Milan, Berlin. We are proud to add Rotterdam  to this list. We are happy to invite you to the Rotterdam edition of  ‘Inspire Japan!’ This session wil…

「JunkStage 一芸ライターによるwebマガジン」にて、コラムを持ちました。

それもなんと、

アーティストという生き方
世界的な匂いのアーティスト・上田麻希が贈るアーティスト道。


なんていうタイトルです。


タイトル通り、

アーティストってどんな人? どうやったらなれるの? そもそも稼ぎはあるの? 
みたいなバックステージのお話を描いていこうと思っています。週1ペース、毎週末更新(を目指してます。)


http://www.junkstage.com/maki/

他の一芸ライターさんのコラムもめちゃめちゃ面白いです。一夫多妻家庭の本妻さんとか(夫も妻も日本人...)。様々かつ強烈な色の個性の集まりです。

薫製づくし。タラコ、ニンニク、アイスクリーム。

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■タラコの薫製
偶然、魚屋さんで魚の薫製を見つけ、中を開けたらビックリ!

タラコが入っていたのです。
ということはこの魚、ひょっとして、タラ?  魚の知識に乏しく、外見から判別できませんが。 (いまだに魚のオランダ語を覚えてませんので、いつもてきとうに買ってます)
ヨーロッパでは魚の薫製というのはよく頂く機会はありますが、 タラコの薫製というのはさすがに珍しい。
ちょっと緊張しながら味わいました。 味は、、、タラコを薫製にした感じ!(そのまんまですね、、、) 魚臭さが抜けて、「あか抜けた」感じのスモーキーなフレーバーでした。

■ニンニクの薫製
また同時期に偶然、八百屋さんでニンニクの薫製を見つけ、 珍しいので購入。
生のニンニクより臭みがマイルド。 しかもこれを料理に使うとそれだけで、フレーバーに深みを与えます。

■アイスクリームの薫製
これまでいただいた珍しい薫製といえば、 「アイスクリームの薫製」
これはもうなんとも表現しようがない味でした。
こちらでいただきました。シェフの方のオリジナル・アイディアです。 高輪プリンツヒェンガルテン http://www.p-garten.co.jp/restaurant/


薫製は、中華鍋でカンタンに擬似的に作ることができるらしいです。 アイスクリームも薫製にできるってことは、 なんでも薫製できるってことで、 しかも使う木材チップにより、味が変化するそう。 日本では桜の木がよく使われるらしいです。
これは、パン作りと並んで、老後の趣味に取っておくべきかどうか・・・ すぐ凝ってしまう私。悩ましいところです。


Season to Taste: How I Lost My Sense of Smell

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「匂いの存在しない世界」から観た嗅覚の世界。この本の著者、Molly Birnbaumは交通事故嗅覚を失い、それを原動力として嗅覚と匂いの世界についての本を書き上げました。
去年インタビューを受けたので、私のことがどこかに書かれているのではないかと思われます。6月出版予定。

excerpt from: http://www.mollybirnbaum.com/
My first book, Season to Taste: How I Lost My Sense of Smell and Found My Way, will be published by Ecco/HarperCollins in June, 2011. Preparing to become a chef, recent college graduate Molly Birnbaum spent her nights savoring cookbooks and her days working at a Boston bistro. But shortly before starting at the prestigious Culinary Institute of America, she was hit by a car, an accident that fractured her skull, broke her pelvis, tore her knee to shreds, and destroyed her ability to smell—a sense essential to cooking. Devastated, Birnbaum dropped her cooking school plans, quit her restaurant job, and sank into depression.  Season to Taste is the heartwarming story of what came next: how she picked herself up and set off on a grand quest to understand and overcome her condition. With irresistible charm and good c…

福島原発の亀裂を埋めた「水ガラス」の結晶

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福島原発から高濃度放射線汚染水が海に流出。

その20cmの亀裂を埋めたのは、「水ガラス(waterglas)」といわれるものでした。

調べてみると、私もよくお世話になっているサイト、「家庭でできる科学実験(オランダ語)」に、水ガラスで結晶を作る実験方法が載っていました。水ガラス、オランダではその辺の薬局でも買えるものっぽいです・・・。







この美しい結晶は化学の世界で、ケミカルガーデン(en:Chemical garden) と呼ばれているそうです。


用意するもの:

水ガラス蒸留水ガラス瓶水ガラスと水を混ぜて、↓の物質と混ぜると、様々な色の結晶ができる。 (化学に強い方なら、オランダ語がわからなくてもだいたい想像つきますかね?)
ZoutFormulekleur 色NikkelsulfaatNiSO4.7H2Ogroen 緑KobaltsulfaatCoSO4.7H2Orood 赤TinsulfaatSnSO4wit 白KopersulfaatCuSO4.5H2Oblauw 青IJzersulfaatFeSO4.7H2Ogroen 緑MangaansulfaatMnSO4.4H2Oroze ピンクLoodnitraatPb(NO3)2wit 白IJzerchlorideFeCl3bruin 茶
(以下、wikipediaより)

水ガラス(みずがらす)は、ケイ酸ナトリウムの濃い水溶液である。ケイ酸ナトリウムを水に溶かして加熱することで得られる。水飴状で大きな粘性を持ち、接着剤、耐火塗料などとして利用される。粘土の粘性を低下させる力を持ち、粘度調整用の添加剤として陶芸で使用される。 水ガラスに塩酸などの強酸を加えると、弱酸の遊離がおこってゲル状ケイ酸が沈殿する。


「新聞紙、おがくず、紙オムツに使われる吸収剤・・・」 そんなもので、水圧のかなり高くなっているであろう場所を埋められるのだろうか。当初はニュースを見てかなり心もとなく思いました。藁をもつかむ思いの現場の心理が読み取れます。
まだシンプルな暮らしを守るアフリカの船乗りたちは、水漏れする船の底を埋めるのに綿(脱脂綿の)を使うそうです。圧縮してナイフで隙間に埋めるのだとか。確かに脱脂綿は、水を含むとものすごく膨張しますから、それで水圧に堪えられるようになるのでしょうね。もしこんなアフリカの船乗りが現場にいてくれたら、汚染水の流出を少なく…

Smell in art:" Scents and Sensibility"

ArtNewsが取り上げた嗅覚アート特集について、友人のペーター・デ・クープレがolfactoryart.netにて述べています。2011年は世界的に、嗅覚アート元年といえそうです。
excerpt from : http://www.olfactoryart.net/index.php/olfactory-newsPeter de Coupre
Sweat, gunpowder, grass, jasmine, pine, pollution, and patchouli are some of the odors wafting around galleries, museums, and studios these days as artists incorporate scent into the esthetic experience...   In the March issue of ARTnews magazine Barbara Pollack gives an overview of a lot of known contemporary artists in the field of olfactory art. 
I find it personally a very interesting article because it shows that there is a lot to say about smell in art and the strenght of it. I guess from every artist that is mentioned, - and it are a lot, you could write a totally new article about olfactory art and especially their way of exploring it. I recommend it to read. Just to give you an idea of the artists that are described and mentioned