WALK & SMELL ご報告

フィールドワーク形式のワークショプ WALK & SMELL

Aug. 22th & 23th, 2009
at Kooipark, Leiden, NL













なによりもまず、天候に恵まれました。
カラッとした気温と湿度、澄んだ空気。
しかも・・・花粉飛散量も少ない!
(魔女はまだまだ花粉症中なのです)
お天道様ありがとう!

残念だったのは、参加者が予想以上に少なかったこと。オランダでは子供も大人もまだ夏休み中ですから、これは懸念材料ではありましたが、オーガナイザーの都合でもあったので仕方ないです。

そのかわり、参加者とパーソナルな対話形式のワークショップにすることができ、私もエネルギーをいただくことができました。新たなアイディアもいただきました。

慣れないオランダ語でのワークショップということもあり、なかなか口をついて出て来ない言葉を代わりに言っていただいたりして、オランダ語も学びました。当初、オランダ語でやる予定ではありませんでした。(というよりあまり何も考えてなかった。)けれどもやっぱり何かを伝えたいと思った時、相手がオランダ人なら、上手な英語より下手なオランダ語の方が伝わるだろう、というカンが働くのでしょうかね。気づいたらオランダ語でやってました。



いったいどんなワークショプだったのでしょうね?
ちょっと擬似的にツアーしてみましょうか。


オランダの自然で最もよく見かける、松。葉を揉んで匂いを嗅ぐと、レモンやオレンジ、ミントのようなスッキリする香りがします。


松の子供の、松ぼっくりはどうでしょう。香りがとても似ているでしょう。


おなじみのローズ。ローズは溶剤抽出法、あるいは蒸溜法で抽出されます。それぞれの特徴を説明しました。


オランダ語で Kampafoelie というそうです。百合、ジャスミン、ローズ様の香りです。


この花、いい匂いがするかと思いきや、全然! でも葉っぱの方はいい香りです。胡椒、グレープ、オレンジといったところ。


「これ、オレンジの香りとそっくりね!」


オランダ全土、どこにでも生えている klimop。この花はフキのような脂っこい匂いがします。オランダの秋の夕べを覆います。


Vlinderstrook という、オランダ人にはおなじみの花。白と紫を比べました。白の方がバニラっぽく少女のようで、紫の方がセクシーな香り。


Rozenbottelの葉っぱは、アップルの様な香りがします。


この草、ミントかと思いきや・・・ 
「うわ! 変な匂い!」
「何かの匂いに似てるね」
「そう・・・ペットショップの匂いみたいね」
「そうそう、ほら、鳥カゴの匂いじゃない?」

・・・こんなふうに、参加者の力を合わせながら焦点を絞っていくと、けっこう面白い匂いの連想ゲームができるんですよ。ひとりではとても辿り着けません。

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