2008/12/29

お正月はぜひお屠蘇で

年末年始を日本で快適に過ごしています。お正月は海外居住者にとって日本を堪能する絶好のチャンスなのですよ。

さて、お屠蘇はお正月に欠かせないものですが、お屠蘇をつくるためのハーブミックスを屠蘇散というそうですね。漢方っぽいオリエンタルな香りがします。あまりこれまでとくに注意して原材料まで見てみませんでしたが、こんなにたくさんのハーブが・・・。手元にある屠蘇散を一例にとると、

最近はスーパーでも手軽に買える屠蘇散。清酒に味醂または砂糖を加え、正月前夜から6〜7時間浸しておきます。

みなさま、良いお年を!

2008/12/12

味わう香水workshop @ Tokyo のお知らせ

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*以下 プレス・リリースのテキストバージョン

PRESS RELEASE

味わう香水WORKSHOP
Edible Perfume Workshop

匂いの抽出、そして調香。
化学と調理、そして味覚と嗅覚のハーモニー。



講師:上田麻希
主催:香りある生活プロジェクト

素材からアロマを抽出し、それをもとに ”味わう香水” を調香するという、内容盛りだくさんの体験型ワークショップです。現在オランダでアーティスト/パフューマーとして活躍中の上田麻希さんが講師を務めます。
「ふたつの食材において共通するフレーバー分子が存在するとき、その組み合わせは美味しいものと感じられる。」この理論の発祥は、ヨーロッパで流行中のモレキュラー・ガストロノミー(分子調理法)。ワサビとチョコレートの組み合わせが意外にも美味しいのもその証だとか。フレーバー・ペアリングと呼ばれるこの手法にインスピレーションを受けた当ワークショップでは、ふたつの食材からフレーバーを抽出し、それらを調合して、新たなアロマを創り出します。
香水作りの素材となる自然香料はふつう、蒸留や溶剤抽出法などで素材から抽出されますが、このワークショップではこれらの化学的手法をキッチンに応用しました。このいわばミニ実験室にて、素材から匂いを抽出する簡単なプロセスを体験していただきます。抽出にはペアとなる2種類の素材を使い、できあがったふたつの香料をバランス良く調合することで、ディープでかつ斬新な匂いを創香していただきます。
匂いのカップルとしての”彼”と”彼女”の組み合わせを考えるのも楽しい作業です。例えば、ローズ&カマンベール、オイスター&しいたけ、アスパラガス&緑茶、ペッパー&オレンジ、りんご&刈りたての草。このような組み合わせはフレーバー・ペアリングのウェブサイト(http://www.foodpairing.be)にある無限な組み合わせから簡単に選べますが、ご自分で斬新な組み合わせを考案しても構いません。ワークショップで制作したフレーバー・オイルあるいはフレーバー・リキュールは、ご自宅の食卓にも応用いただけます。
味の80パーセントは匂いであるといわれるほど、嗅覚と味覚は互いに分ち難く結びついています。匂いと味の深みとハーモニー、そして嗅覚と味覚の相互作用を楽しみましょう。
当ワークショップは2008年11月にベルギー・ブリュッセルで初めて開催されました。日本での希少なこのチャンスをお見逃しなく。

主催 香りある生活プロジェクト
生活に香りをもちいる方法を学ぶ会。
多摩を中心に活動中。来年は多数講座を予定。
http://kaoripj.exblog.jp/
日時 2009年1月11日(日) 14:00〜17:00
場所 多摩市 関戸公民館 ワークショップルーム
東京都多摩市関戸4-72
  http://www.city.tama.lg.jp/shisetsu/004190.html
京王線 聖蹟桜ヶ丘駅より徒歩3分
聖蹟桜ヶ丘駅西口を出て、交番の方向に歩き
目の前のOPAのビル7階が関戸公民館
参加費 3000円(当日現金払)
持参 抽出の元となる素材2つ * 後述の注意書きをお読みください。
定員 先着15名様
申込先 氏名・電話番号・電子メールアドレスを明記の上で
香りある生活プロジェクト事務局 まで
info [at] aof-aroma.com
東京都八王子市鹿島4-1-108
042-670-7077
申込締切 2009年1月8日(木)

講師プロフィール
上田麻希(アーティスト/パフューマー)
幼少の頃にポプリの調合を趣味とした。1997年 慶応義塾大学環境情報学部卒業、1999年 同大学院修士課程修了。藤幡正樹教授のもとでメディア・アートを学び、卒業後はアーティストとして数々の作品を発表。2005年頃から本格的に匂いを用いた作品制作に取り組み始める。2000年文化庁在外研修員(オランダ)2007年ポーラ美術振興財団在外研修員(オランダ・ベルギー)2007年グラース・インスティテュート・オブ・パフューマリーにて調香師短期講習修了(フランス)。2007年より、アート & サイエンスの実験的研究所 FoAMにてアーティスト・イン・レジデンス(ベルギー)。現在はオランダを拠点に、ヨーロッパ各地で展示・ワークショップを展開中。
http://www.ueda.nl (ポートフォリオ)
http://witch-lab.blogspot.com (ブログ 魔女の実験室)

■参加される方は以下を必ずお読みください。

ワークショップは以下のように進行します。
  • step 1: 材料の下準備 - 切る・擦る・炒る・砕く(30分)
  • step 2: 匂いの抽出 (90分)
  • step 3: 創香 (30分)
  • step 4: テースティング(30分)
抽出の元となる材料は2つ、ご自分でご用意ください。
http://www.foodpairing.be/FoodPairable.aspx
http://khymos.org/pairings.php
上記ホームページ(英語)には化学的なデータをもとに考案された組み合わせが無限に載ってるので、是非参考にしてください。ご自分で好きな組み合わせを考案しても構いません。

注意点
  • 前述の通り参加者には2つの食材を準備していただきますが、他の必要備品は全て当方で準備します。
  • なるべく新鮮なものをご用意ください。
  • もとの素材に匂いがない場合、抽出しても中々良い結果が出ません。
  • できるなら質の良いオーガニックのものを。
  • 持参する量
    • 生の野菜、果物、生花:1カップ
    • 乾燥したもの、木、ハーブ、香辛料など:半カップ
  • 抽出には食用オイルかウォッカを使います。ウォッカを使ってフレーバー・リキュールを作りたい方であれば、フルーツやベリーのように天然の果糖が含まれている食材を用いた方が良い結果が出るようです。
  • 作業時間の短縮のため、材料を予め小さく細かくしておいて下さい。たとえば香辛料であれば乳鉢で粉状にしておき、チーズであれば専用器具で下ろしておいた方が良いでしょう。当方は最低限の調理器具(まな板と包丁など)は用意しておきますが、その他素材に応じて特殊な道具を必要とする場合は各自ご用意ください。野菜や果物であればみじん切りにするのにさほど時間もかからないので、ワークショップ会場で作業した方が鮮度が保てて良いでしょう。

ワークショップの内容に関するお問い合わせ先:
上田麻希 / witchlab [at] gmail.com
当日連絡先:090-7711-6005(上田)

2008/12/08

1/9(金)セミナー開催のお知らせ

お待たせいたしました。みなさんのご要望にお応えして、東京にて小さなセミナーをやることになりました! 席数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。

主催者フレグランス・ジャーナル社のページ
以下抜粋


香りの図書館「香りトワ・エ・モア」臨時セミナー
「においとアート ─におい・メディア・アーティストの世界

  「香り」そのものを素材に使って文学的・芸術的なアートを構成していくという手法にはかなりびっくりさせられますが、斬新な観点としてとても興味が持たれ ます。ここまでの香り・匂いの幅の広がりもさることながら、そこに至るまでの考え方の経緯なども学びたいと思います。また人の極めて微妙な嗅覚(鼻)の能 力との関係などと合わせて考えてみましょう。ぜひご来聴ください。

                                香りの図書館館長 澁谷達明

日時 お申込み

2009年1/9(金)(受付:15:30〜) 16:00〜17:30

会場

香りの図書館/閲覧室(弊社隣接ビル8F)
東京都千代田区飯田橋1-5-8 アクサンビル8F TEL 03-3264-0126
(「飯田橋駅」徒歩8分、「九段下駅」徒歩5分)
アイコン 地図はこちらです
※受講者数により、やむを得ず会場を変更することがございますので予めご了承下さい。

受講料 4,000円(税込)
(香りの図書館 会員の方は、3,500円(税込))
お申込みフォーム、お客様コード(会員証に記載の4ケタ番号)を 必ず明記してください。
※こちらのセミナーは「当日払い」は受け付けておりませんので、ご注意下さい。
申込方法

お申し込みフォームまたは下記宛にTEL、FAX、または郵送でお申込み下さい。

FAXにてお申込みの方は、こちらのPDFをご利用下さい→ PDF PDFダウンロード


主催 フレグランスジャーナル社「香りの図書館」
TEL:03-3264-0126 FAX:03-3264-0190
お支払い方法

お振り込みは、当社から“受講証”と“請求書”がお手元に届いた後に、お手続きをお願いいたします。
※なお、ご入金されました後のご返金は、出来かねますのでご注意下さい。

○口座名
(有)フレグランスジャーナル社

○郵便振替:00150-6-169545

○取扱銀行:
三井住友銀行神田支店(普)0939671
みずほ銀行九段支店(普)506570
三菱東京UFJ銀行神保町支店(普)1245799

「においとアート─におい・メディア・アーティストの世界」

講師:上田麻希 先生 http://www.ueda.nl

講師写真  

香水やアロマテラピーなどの実用の面を超え、匂いはどのような可能性を持っているだろうか?この問いを出発点に私は、匂いを絵筆やキャンバスのよ うに用いて表現活動をしています。いわば鼻で鑑賞するアートです。特に私達が普段嗅ぐような、身近な生活の匂いに焦点を当て、料理や飲み物・素材・人・空 間などの匂いを古典的な方法で抽出し、香水化しています。記憶や感情を呼び起こし、文化や習慣を直接的に体験する媒体としての展示を試みています。このよ うに嗅覚に取り組んでいる作家は今のところ、アートの世界においてはほとんど存在しません。今回のセミナーでは実際に私が抽出した「オランダの秋の落ち葉 の匂い」など、数々の匂いを鼻で鑑賞していただきます。
(専門領域:メディア・アート、Kichen Table Perfumer)

●略 歴●
1997年 慶応義塾大学環境情報学部卒業、1999年 同大学院修士課程政策メディア研究科修了。藤幡正樹教授のもとでメディア・アートを学んだ。2000年 文化庁在外研修員(オランダ)。ストリーミング映像などの技術を用いて、異文化間のコミュニケーションとグローバル意識をテーマとした大掛かりなパブリッ クアート作品を発表した(Hole in the Earth, 2003)。2005年頃から本格的に匂いに取り組み始める。2007年 ポーラ美術振興財団在外研修員(オランダ・ベルギー)。2007年 グラース・インスティテュート・オブ・パフューマリーにてパフューマリー基礎コース修了(フランス)。2007年より、アート & サイエンスの実験的研究所 FoAMにてアーティスト・イン・レジデンス(ベルギー)。現在は、オランダを拠点に、ヨーロッパ各地で展示活動をしている。


●先生のお仕事●
においや嗅覚をツールにメディア・アートを創香するイメージ写真
 “におい・メディア・アーティスト”上田麻希さん

 2008 年4月、イギリス・スンダーランド大学ギャラリーで開催された「においの展覧会」で“もしもこんなにおいがあったら”のテーマのもとに調香師、化学者、フ レーバリストなどスペシャリストが、「嗅いだことのない、いつかどこかに実在したはずの未知のにおい」を創香し、展示しました。
 例えば、絶滅した花の香り、太陽の地表のガスのにおい、タイタニックから発見された香水の匂い、広島に落とされた原爆のにおい、など14種でした。
 中でも上田麻希さんのテーマは「旧東独国家警察が集めた人民の体臭コレクション」でした。そこで、上田さんは、体臭とは食べ物のにおいそのものではない か、との考えから、あらゆる食材のにおいを抽出、それをもとに体臭の再現に成功しました。そして展示会の企画プロデューサー R.ブラクソン氏からKichen Table Perfumer(台所調香師)と称賛されました。

 この展示会の狙いは、「においをある事象の疑似体験のためのメディウム(手段)」ツールとして創香したことです。においを絵筆、絵具にみたてキャンバス に大胆な絵を描いたことです。においを展示の手段として昇華させた画期的な試みであり、それが多くの人たちに受け入れられたことで、においの世界に新領域 を切り開いたパイオニアとして国際的注目を集めています。
(写真:展示場テキストの前でにおいを嗅ぐ)
AROMA RESEARCH No.35「カレントトピックス参照」)
※2008年6月22日には、東京芸術大学キャンパスにて、「メディウムとしての匂い─匂いとアート」をレクチャーしました。

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ターメリック&ジンジャーのカップル。

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幸せなフレーバー・カップル達。

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舌、鼻、両方使って、また匂い紙を使って、様々な方法でエバリュエーション。

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調合したオイルのテースティング。グループでそれぞれの意見や感想を共有することもワークショップの大事な部分。

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調合作業はそのプロセスを記録しながら。

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ふたつのフレーバー・オイルをバランス良く調合する「フレーバー・カップリング」作業。

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ボトリング中。

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フィルター作業。

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抽出プロセスについて説明しているところ。

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bain marie を使って、匂いを抽出。

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細かくした材料を瓶に入れ、オイルを注ぐ。

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参加者10人、3時間に及ぶワークショップ。

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それぞれが持ち寄ったそれぞれの食材を、できるかぎり細かくする台所作業。

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セージをみじんぎりに

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いちじくを細かく切っている最中

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いちじく 抽出前 

香り"X"の分解と再構築 / DECONSTRUCTING AND CONSTRUCTING THE SMELL "X"

香り"X"の分解と再構築  DECONSTRUCTING AND CONSTRUCTING THE SMELL  "X" いくつかの香りをバランスよく組み合わせることを「調香」といいますが、この空間で何をやっているかというと、「...