2017/11/14

お知らせ(10月〜12月の予定です)

10月発行の嗅覚マガジン NEZ(フランス発)に私のことが掲載されています。
http://www.nez-larevue.fr


11月17日 http://kyo-shitsu.net
KYO-SHITSU #16
感覚のハッキング
2017.11.17(FRI)
19:30 - 21:30 (OPEN 19:00) @ WOMB LOUNGE
ADV ¥2000 / DOOR ¥2500 (+1D) STUDENT ADV ¥1000 / DOOR ¥1500 (+1D) Peatixにて前売り券販売中!
↑SOLD OUT


11月29日(水)より石垣島にてメディア芸術祭が開催されることになり、私の作品がアートホテル石垣島のバー13Fカプリコンにて展示されることになりました。新作です!11月29日〜12月17日。お楽しみに。詳しくはPEPEのwebサイトに後々発表します。http://www.pepe.okinawa


12月9日(土)同じくメディア芸術祭にて、ワークショップ開催予定です。源氏物語の香りがテーマで、9月にオランダでやったWS。源氏の女人たちの香りを嗅ぐ+匂い袋を作るワークショップです。詳しくはPEPEのwebサイトに後々発表します。 http://www.pepe.okinawa


12月23(土祝)〜24日(日)世にも珍しい、嗅覚の映画『OLFACTOZONE』を制作された中田文さんから連絡が来ました。私も取材を受けています。私自身は石垣島なのでいけませんが、東京近辺の方々はお時間ありましたらぜひご覧ください。
https://witch-lab.blogspot.jp/2017/11/olfactozone.html

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お知らせをする間も無く過ぎてしまいましたが、過去イベントです↓

10/23(月)那覇TERMINALにて、石垣島クリエイティブフラッグのメンバーとしてトークしました。

10/12(木)慶應義塾大学SFCにて、筧康明先生のメディアデザインの授業にて、レクチャー+WSしました。

OLFACTOZONE 上映会

世にも珍しい、嗅覚の映画『OLFACTOZONE』を制作された中田文さんから連絡が来ました。私も取材を受けています。私自身は石垣島なのでいけませんが、東京近辺の方々はお時間ありましたらぜひご覧ください。

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映画『OLFACTOZONE』にご協力を賜りました皆様へ
Bccにて失礼いたします。

いつも大変お世話になり、ありがとうございます。

新作『OLFACTOZONE』ですが、12月23(土祝)〜24日(日)にかけて開催される映画美学校映画祭にて、完成披露上映を兼ねて上映することになりましたので、ご報告いたします。

本作の上映日時は、12月23日(土)の18:20~(75分)で、上映後ティーチイン(30分)もあります。

映画美学校は渋谷東急本店近く、ユーロスペースなどの映画館が入っているビルKINOHOUSの地下にあり、映画美学校映画祭は映画美学校出身者や関係者が出品するコアな映画祭です。

主に上映作品に関わった方々や映画を学ぶ学生、映画関係者、映画愛好者…といった観客が中心の、非営利的な催しです。

お忙しい年の瀬という時期ですが、お時間がありましたらぜひ大きなスクリーンでご高覧いただけますと幸甚です。
詳細は追ってまたご連絡させていただきます。


※現在の進捗状況
本作につきまして、海外での展開を視野に入れた字幕翻訳の作業もスタートしております。


何卒よろしくお願い申し上げます。


中田 文

2017/10/31

嗅覚のためのゲーム2017 ドキュメンテーション

この9月にオランダ王立美術大学ArtScience学部でやった授業のドキュメンテーションビデオです。アマチュアな編集ですが、生徒への愛で頑張りました!

世界でも唯一無二の嗅覚アートコースです。

15人の生徒が「嗅覚のためのゲーム」を作りました。色褪せないvividなショーだったことが、ビデオを観ていただければわかるかと。生徒の想像力は無限、嗅覚アートも無限大、そう思わさせてくれます。
http://smellart.blogspot.com


"Olfactory Games 2017"
Smell and Art - an introduction to artistic use of the medium of smell -
Maki Ueda, guest teacher at ArtScience Interfaculty


2017/09/30

唯一の休日は、ブリュッセルへ小旅行

 今日はようやく、待ちに待った休日。休み、いちにちしか取れなかった...。でも仕事のために来たのだから、それで満足です。授業のない日にもWSして旅費稼ぎしたり、関連イベントに参加して社交したり情報収集したり、仕入れしたり日本に送ったり、ヨガやって体調整えたり。遊んでるように見えて、かなり真剣に仕事につながることだけをセレクトし、全エネルギーを仕事に注いでました。でもとにかく今日だけは、仕事から離れて自由に楽しもう!って思ってたんです。

どうしたい?とじぶんに問いかけたら、「マヤとニックに会いたい!」といっていたので、ブリュッセルまで行ってきました。親友だけど、昔からの仕事仲間なので、けっきょく仕事じゃん!笑 どんだけワーカホリックなのか... 彼らはアーティスト・イニシアチブ foamを率いる人たちで、私も10年くらい前からそのイニシアチブのメンバーとしていくつかのプロジェクトに参加しました。いわば、嗅覚アーティストとしてのスタートアップ時に、賛同してくれ励ましてくれ、いろんなチャンスをくれた、心の友です。3人お互い出身国も文化も言葉も違うけど、興味関心と過去の時間を共有してるので、話が尽きない仲間です。

私たちは味覚と嗅覚の話が大好き。連れて行ってくれたのは、モレキュラー・ガストロノミーで有名なサイト foodpairing.be を積極的にキュイジーヌに取り入れた、韓国系のモダンなお店。


生の牛肉の前菜、韓国風


鯖、カツオと昆布だしで

 カリフラワー、タイバジルと生チーズのソース

 ローカルのチキン、レモングラスの出汁ソースで

いちじくとマスカルポーネ、ハイビスカスソース

帰り道でみつけた、ブリュッセル市の「街路の花壇でエディブル・フラワーを育てる」プロジェクトの花たち。ぜんぶ食べられます。



これでオランダ全日程を終え、あしたフライトです。
とりあえず愛犬の千代子に一秒でも早く会いたくてしかたがない私。われながら、変わったなあ。
おやすみなさい。

2017/09/29

授業終了! 「嗅覚アートの教科書」出版計画

きょうは授業の最終日でした。いつも通り起きて、コーヒー片手に電車に乗って... ああようやくこの日が来たか、よく頑張ったなわたし。風邪もひかずにここまでこれて、何よりだな。この通勤の光景を見るのはまた2年後なのかな... とさまざまな思いにふけりながら、一歩一歩学校に向かいます。

15人いるので、プレゼンは3時間に及びました。それぞれの作品が、とてもおもしろく、新鮮で、ユニークで、よく考え抜かれていて、「Please surprise me!」と要求したその通り、みんなやってのけました。ほとんどの学生は、わたしに相談なく、コソコソと隅っこで試行錯誤し、わたしが覗き込むと「It's secret!」と追い出すのです。例年にはなかった自立度でした。作品の写真と映像については、http://smellart.blogspot.com に上げました。

昨日、同僚のカロから朗報が届きました。カロが毎月キュレーションしているメディアマティックの嗅覚イベントで、学生の作品を発表したいというのです。学生たちも大喜び。わたしはすぐ日本に戻ってしまうので、その企画内容や条件、役割分担についてバトンを渡し、全授業を終えました。

そのあとは食堂でビールで乾杯! あー、このビールすごく美味しかったです。(オランダの美大には食堂にビールもワインも売っているという...)


15人の学生が、真剣に、欠席もなく、放課後残ってまで製作してくれ、ほんとうに幸せです。いまもまだハッピーな恍惚感に浸ってます。みんなから「とてもいい授業だった」と面と向かって言われて、どうしたらよいものか、「ありがとう」としか言えず...。私の10年来の仲間、コキー(同じ学科で教えてる同僚)も、他の生徒を連れてプレゼンを見にきてくれ、彼女からも「ほんとうに良い授業だったんだと、授業の雰囲気から伝わってきたわ」とのお褒めの言葉。オランダの人はみんなわりと中立的で批評的なので、ここまでベタ褒めされると、ちょっと照れくさい私...

私が教えてるようなWSタイプの授業は、生徒と先生のシナジーで成り立つもの。なので、いくら授業内容が良くても、毎回うまくいくとは限らない。今年は特に、このシナジーが良い連鎖反応を起こしたと思います。私の経験ゆえなのか、歳からくる威厳なのか、日本の田舎暮らしというユニークさからか、その要因はわかりません。生徒の無駄口も少なく、ずっと私の一言一言に耳を傾けてくれました。(決してきれいな英語ではないのに... ありがとう)

この授業も4回目で、だいぶ実例もたまってきたし、そろそろ何か形にしたいものです。みんながよくやるように、博士課程がいいかなー?とか、悩みます。実際に博士課程にいる友人に相談したら「お金と時間がかかるばかりだよ。キミの場合は、Maki's Method として、本にしたらいいんじゃない? 先駆者なんだから、そのメソッドを普及させればいいんだよ。」と。

確かにテキストブックのページは毎年増えるばかりで、今年は20ページ近くになりました。これでも図やチャートのみで、文章無くて20ページなので、書き始めればほんとうに1冊の本になるかも。やってみたい。やってみよう。嗅覚アートのまとまった授業を始めたのは、世界的にも私が最初だし、いまだにそうかもしれない。Maki's Method  がこれで世界に広がるのかな〜❤︎なんて夢を見つつ... おやすみなさい。

(つまりタイトルにある「出版計画」は、ただ単に私が勝手に妄想してるだけです! 笑)

明日は親友のマヤとニックを訪ねに、隣国ベルギーのブリュッセルに小旅行です。

2017/09/28

「メディアアートの歴史、ひと区切りついたね」


きょうはメディア・アート関係の人しかわからない内容の記事となってしまいますが、なにしろわたしの歴史の一部、何卒ご容赦を。

昨晩はV2の35周年パーティでした。90年代にDEAFのキュレーターを務め、その後トランスメディアーレを作ったアンドレアスが「マシン・アート」の本を出版したので、その発表会を兼ねてました。想像通り、90年代〜2000年初頭のメディアアート界をウロウロしていた仲間たちの同窓会でした。


前回の記事で書いたとおり、わたしは96年DEAFに参加した藤幡正樹先生が展示会場を撮ったそのビデオに衝撃を受け、「こんなかっこいい世界があるのか!」とオランダに関わり始めました。みんな飲みながら語るのが大好きで、わたしもすぐに仲間になり、影響を受け、美大も出てないのにメディア・アーティストになったのでした。おそらくV2がなかったら、わたしはアーティストにすらなっていなかっただろうし、オランダにこんなに長く住むこともなかったろうと思います。

ついでですが、V2は Ars Electronica に並んで、世界的にはもっとも重要なメディアアート・インスティテュートのひとつされてますが、もとはといえば35年前、オランダの田舎で美大を卒業したばかりの4人の若者により作られたグループでした。そのうちのふたりが、アレックスとヨーカです。当時はビデオアートの全盛期だったので、 今はなき Montevideo と重なる領域を避けるため、その名前を「Institute for Unstable Media」としました。前衛的な活動をきちんと残して伝えていくため、パブリッシング部門をきちんと設け、これまでに40冊出版してます。その評判により、ロッテルダム市に招かれ、今でも助成金のほとんどはロッテルダム市から来ているとのこと。

わたしも作家としてのスタートアップ時期はずいぶんV2にお世話になりました。その後も嗅覚アートのイベントに呼ばれたり、ロッテルダム映画祭でキュレーションさせてもらったりと、ファミリー的な関係を保ちながら今に至ります。ディレクターのアレックスは、恩人のひとりです。今は癌の治療中で、また会えるだろうかと心もとないのですが、会場では自ら率先して椅子を片付けてました。アレックスらしい! 96年のDEAFでも、自ら会場設置を手伝っていたと、師からも聞いていました。アレックス、変わらないな。かっこよくてチャーミングでジェントルでセクシーなアレックス、健在です。↓見にくい映像ですが。

パネラーは著者のアンドレアス・ブルックマンの他、アムステルダムのDe Balie を長年率いたエリック・クラウテンバーグ(今はわたしの学校の同僚)、モデレータは元モンテビデオのキュレーター、アネット。そうそうたるメンバーでした。

そこで誰かが言い出したのです。「メディアアートはいま、別の時代にいる」皆が頷いていました。まずみんなが小さなコンピュータ「スマホ」を持ち歩く時代になった。AIそしてBio Tech Artの隆盛。「古き良き時代」のメディアアートは去った、と。

わたしも同感かな。今年、わたしが住むリゾートアイランド石垣島にもなんと、メディア芸術祭が巡回してくるのです。まさにメディアアートが、市民権を得たことの証といえます。私自身はメディア・アートを離れて10年以上経つし、古き良き時代の人なので、その内容をおもしろいと思えるかは疑問ですが、息子はまちがいなく楽しむでしょうね。そう、メディアアートも、世代交代なのでしょう。

古き良き時代は、ほんとうにエキサイティングでした。その求心力で繋がっていた人たちが、一同に会していた昨晩は、まさに饗宴でした。余談ですが、三上晴子さんのこともアンドレアスは取り上げてました。あの世で喜んでいるでしょうか...。

JODIのパフォーマンス、おもしろかったです!でも画角が...




そうだ昨日は、ヨガにも行き、みっちりしごかれました(汗)わたしのヨガの師は、わたしの体に起こってることを、一瞬で見抜く。長年教えてもらっているので...。

しごかれた後のランチは、なつかしのカフェで。山羊チーズとブルーベリーのオーブン料理。




きょうもまた、仕事、がんばりました。残すところ、あと1日... 島の暮らしに慣れてしまうと、通勤がめんどうです。



















ハーグの王立美術大では折しも、マクルーハン・フェスティバルみたいのやってます。ちょっと覗いてきました。わたしの頭は、先週からのエキサイティングなレクチャー続きでパンクしそう。











2017/09/26

2年ぶりのオランダ〜友人達との再会〜


オランダ王立美術大学での2週間集中授業のため、渡蘭中です。

折しも本格的なアートシーズンが始まり、あちこちでイベントが... 

平日の昼はみっちり授業、夜と週末はイベントに顔出し(これも仕事)で忙しいです。でもふだんの石垣島ライフでは、まったく社交しないヒキコモリなので、その分とても楽しい。

授業の方は、http://smellart.blogspot.com にちゃんとアップしてるので、そちらへ譲りましょう。15人の生徒を、みっちり教えてるので、かなり体力使いますが、みんなほぼ欠席なくついてきてくれます。

9/21(木)は アムスのMediamaticにて、親友のカロがキュレーションする月1の嗅覚イベント、Odoramaでした。そこでいたのはなんと! 嗅覚アートシーンでは有名なサスキアとペーター。こないだ5月にベルリンでも会ったばかりだけど、サスキアはロスに住んでて、ペーターはベルギー。わたしは日本。なので、感動的な再会です。SNSのおかげで、お互い距離を感じない。


クララ(スペイン)、カロ(オランダ)、ペーター(ベルギー)、マーク(オランダ)、サスキア(アメリカ)と。みんな仲間であり、親友であり、戦友であり、ライバルであり。つねにネットで繋がってる仲間です。


そしてわたしがスカイプで指導をしたフィリップ(スイス)もいました!なんか一度にみんなに会えてラッキー。彼はアニマル・ファットで石鹸を作りました。仕上がりが見れて嬉しいです。来年には石垣のアトリエに研修に来てくれます。


翌日の9/22は、ハーグで Two Days Art Festival。これはもうご存知のとおり、2日間のオールナイトイベントなので、体力的にパスで、展示とレクチャーの部分だけ行きました。展示は、わたしが教えてる ArtScience の 卒業生展です。レクチャーのお題は「ArtScienceとは」。大きなお題だけど、言葉にし難い領域なので、いろいろ学べた。

展示は、さすがー!おもしろかった。やっぱりここで教えてるわたしは幸せもんです。世界一おもしろいスタディだと思う。




そのスタディはどんなかというと。。。オランダ王立美術大学の中にある、学際的なスタディです。オランダ王立だし、当然すべてにおいてクオリティはオランダでもトップクラス。建物はいたるところにモンドリアンです。




美大に行ったことのないわたしは、何ともいえないこの美大っぽい雰囲気が好きで、楽しんでます。



 ↑わたしのクラスルームの上でやってる授業風景

さて次の日 9/23(土)は、ロッテルダムでカメラジャパン・フェス。これもわたしが昔レギュラーで毎年WSを提供したフェスなので、同窓会みたいな感じです。WSは非常にうまくいきました! また別に掲載します。

ここでも旧友トムに会い、レイラに会い、カロとごはんたべて。。。大好きな、敬愛する人たちに囲まれて幸せな晩でした。上海住まいのオーガナイザー、ディークとヤスさんにも、オランダで会うという不思議な感じ。あ、ディークはこないだ石垣に来てくれたけどね!


翌日 9/24(日)は、フェスを楽しみました。川端康成原作「狂った一頁」という1920年代の無声映画と、現代のライブミュージックの組み合わせを楽しみました。これに匂いもつけれるかな、なんてインスピレーションいっぱい得ました。



さて。何もない日には近所のアーティストたちから晩ごはんに誘われたりします。これ↓は、クルド人の美しい女性ファティマの手作りクルドディナーでした。



そして休日にはだいぶ昔からヨガを習ってるティーチャーのところにいって、鍛えなおしてもらってます。2年という時は、老化という変化をもたらしました。。。

明日 9/28(水)は、ロッテルダムV2の35周年パーティとか。これも運命です。予約いっぱいらしいけど、ディレクターのアレックスに電話してチケットをゲットしました。治療中のアレックスに会えるのも楽しみだし、V2周りはわたしの(嗅覚アート以前の)古巣。もともと大学3年のときに、展示帰りの藤幡先生からV2の見せてもらって「かっこえーー!!!」って感動したのが、わたしのオランダ人生の始まりなので、かれこれ20年以上のヒストリーですね...  明日はそれこそ懐かしい旧友たちでいっぱいだろうな。おやすみなさい。




お知らせ(10月〜12月の予定です)

10月発行の嗅覚マガジン NEZ(フランス発)に私のことが掲載されています。 http://www.nez-larevue.fr 11月17日  http://kyo-shitsu.net KYO-SHITSU #16 感覚のハッキング 2017.11.17(FRI...